JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド
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(1) 共通の注意事項
インストール時の注意事項のうち,BSM,BSM Plus,Agent,およびAdvanced Agentの各プログラム共通の注意事項を次に示します。
- BSM,BSM Plus,Agent,およびAdvanced Agentの各プログラムはDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)には対応していません。各プログラムをインストールするマシンは,固定IPアドレスで運用してください。
- インストーラで表示している必要ディスク容量は,インストール時に必要なディスク容量です。各サービスの起動時にはそれ以上のディスク容量が必要です。インストール前に十分な空き容量を確保してください。
- 必ずローカルハードディスクのドライブにインストールしてください。
- インストールは,OSのAdministrators権限を持つユーザが実施してください。
- すでに別のプログラムがインストールされているフォルダを,インストール先フォルダに指定した場合,別のプログラムのReadmeファイルが上書きされることがあります。
- setup.exeを実行すると[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されることがあります。このダイアログボックスが表示されたら,[許可]ボタンまたは[はい]ボタンをクリックしてインストールを続行してください。
BSMおよびBSM Plusのインストール時の注意事項を次に示します。
- Server Coreの場合,BSMおよびBSM Plusはインストールできません。また,BSMおよびBSM Plusがインストールされたサーバを,フルインストールからServer Coreに切り替えることはできません。
- BSM 08-21以降がインストールされている環境にBSM 08-20以前のバージョンをインストールしないようにしてください。
- Webコンソールサービスをインストールすると,環境変数PATHにJREのパスが自動的に追加されます。JREのパスが追加された結果,環境変数PATHの長さがOSでの上限値を超える場合,Webコンソールサービスはインストールできません。環境変数PATHの指定から不要なパスを削除してから,再度インストール操作を実施してください。
- BSMのインストールにはWindows Installer 3.0以上が必要です。Windows Installerのバージョンが3.0より前の場合は,「<CD-ROMドライブ>:\Windows Installer\instmsi30.exe」または「<CD-ROMドライブ>:\BSM\Windows Installer\instmsi30.exe」を実行して,Windows Installerを更新してください。
なお,Windows Installerを更新した場合は,マシンの再起動が必要です。
- 注意
- インストール手順に記述している「setup.exe」を実行する場合のパスは,ハードウェアに添付されているメディアからセットアップする場合,「<CD-ROMドライブ>:\BSM\Windows Installer\instmsi30.exe」になります。
- また,ハードウェア添付品がDVD-ROMの場合,CD-ROMをDVD-ROMに読み替えてください。
- BSM Plusをインストールするには,ライセンスキーの入力が必要です。インストール操作をする前に,ライセンスキーを入手しているか確認してください。
- すでにBSMをインストールしているマシンにBSM Plusをインストールする場合は,BSMのサービスを停止しておく必要があります。停止しないでインストールを実行しようとすると,「サービスを停止してからインストールしてください」というメッセージが表示され,インストールできなくなります。
AgentおよびAdvanced Agentのインストール時の注意事項を次に示します。
- AgentおよびAdvanced Agent 09-00以降がインストールされている環境に,AgentおよびAdvanced Agent 09-00より前のバージョンをインストールしないようにしてください。
- SVPボード機能を持たないBMCを搭載したHA8000シリーズにSVP管理エージェントサービスをインストールする場合,先にSVP PCIボードが搭載されていることを確認してください。SVP PCIボードを搭載しないで,SVP管理エージェントサービスをインストールすると,インストール時の環境設定ユティリティ起動時に「SVP PCIボードが搭載されていない」としてエラーになります。
- インストール実行中にインストーラのウィンドウを移動すると,ダイアログボックスが画面の外に表示され,操作できなくなる場合があります。このため,インストール実行中はインストーラのウィンドウを移動しないでください。
- Agent,Advanced Agentをインストールする場合はAgent,Advanced Agentの順にインストールしてください。インストールする順序を間違えるとエラーとなり,インストールできません。この場合,インストールの順序を確認して,再度Agent,Advanced Agentの順にインストールしてください。
- 更新インストールの場合,プログラムフォルダの選択を促すダイアログボックスが表示される場合があります。この場合,プログラムフォルダには前回インストール時と同じプログラムフォルダを選択してください。
- 更新インストールをしたあと,[スタート]メニューの[プログラム]直下にServerConductorのメニューが残る場合があります。その場合は,[スタート]メニューの[プログラム]直下にあるServerConductorのメニューを削除してください。
- Agent,Advanced Agentがインストールされているサーバを,フルインストールからServer Coreに切り替える場合は,次の手順で切り替えてください。ただし,Server Coreに切り替えた場合,ローカルコンソールサービスは使用できません。
- いったんAgent,Advanced AgentをアンインストールしてServer Coreに切り替えたあと,Agent,Advanced Agentを再インストールする
- Agent,Advanced Agentがインストールされているサーバから,GUI(サーバーグラフィックシェル)を削除する場合は,次の手順で切り替えてください。ただし,GUI(サーバーグラフィックシェル)を削除した場合,ローカルコンソールサービスは使用できません。
- いったんAgent,Advanced AgentをアンインストールしてGUI(サーバーグラフィックシェル)を削除したあと,Agent,Advanced Agentを再インストールする
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