JP1/Cm2/SNMP System Observer
APMが発行するイベントについて説明します。
- <この項の構成>
- (1) 起動・停止イベント
- (2) プロセスの状態変更イベント
- (3) サービス状態変更イベント
- (4) プロセス状態の確認終了イベント
- (5) 監視間隔変更イベント
- (6) 監視の開始・停止イベント
APMが起動,または停止した場合にSSOにイベントを通知します。APMの起動・停止イベントの内容を,次の表に示します。
表I-34 APMの起動・停止イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000003〜1000004 time stamp 0 variable bindings $1:監視サーバのIPアドレス※ 注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
また,NNMのイベント・データベースに出力されるAPMの起動・停止イベントの内容を,次の表に示します。
表I-35 イベント・データベースに出力されるAPMの起動・停止イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000003 正常域 JP1/Cm2/SSO - Agent for Processが起動しました。 1000004 注意域 JP1/Cm2/SSO - Agent for Processが停止しました。
APMが監視しているプロセスの状態が変化した場合にSSOにイベントを通知します。プロセスの状態変更イベントには,親プロセスの状態変更イベントと,子プロセスの状態変更イベントがあります。SSOは,これらのイベントを基に,プロセスやアプリケーションの状態を決定します。プロセスの状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-36 親プロセスの状態変更イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000005〜1000007 time stamp 0 variable bindings $1:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$2:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$3:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$4:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$5:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$6:監視サーバのIPアドレス※注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
次に,子プロセスの状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-37 子プロセスの状態変更イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000009〜1000011 time stamp 0 variable bindings $1:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$2:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$3:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$4:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$5:プロセス名,監視モード,プロセスID,親プロセスID,起動コマンド名長,起動コマンド,実行ファイル名長,実行ファイル名
$6:監視サーバのIPアドレス※注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
また,NNMのイベント・データベースに出力されるプロセス状態変更イベントの内容を示します。
表I-38 NNMのイベント・データベースに出力されるプロセス状態変更イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000005 正常域 監視プロセスが起動しました。プロセス名 : $* 1000006 正常域 監視プロセスが停止しました。プロセス名 : $* 1000007 正常域 監視プロセスがゾンビ状態になりました。プロセス名 : $* 次に,NNMのイベント・データベースに出力される子プロセス状態変更イベントの内容を示します。
表I-39 NNMのイベント・データベースに出力される子プロセス状態変更イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000009 正常域 監視プロセスの子プロセスが起動しました。プロセス名 : $* 1000010 正常域 監視プロセスの子プロセスが停止しました。プロセス名 : $* 1000011 正常域 監視プロセスの子プロセスがゾンビ状態になりました。プロセス名 : $*
APMが監視しているサービスの状態が変化した場合にSSOにイベントを通知します。サービス状態変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-40 サービス状態変更イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000016〜1000023 time stamp 0 variable bindings $1:サービス名,監視モード $2:監視サーバのIPアドレス※ 注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
また,NNMのイベント・データベースに出力されるサービス状態変更イベントの内容を示します。
表I-41 NNMのイベント・データベースに出力されるサービス状態変更イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000016 正常域 監視サービスが起動しました。サービス名:$* 1000017 正常域 監視サービスが停止しました。サービス名:$* 1000018 正常域 監視サービスが中断しました。サービス名:$* 1000019 正常域 監視サービスが起動処理中になりました。サービス名:$* 1000020 正常域 監視サービスが停止処理中になりました。サービス名:$* 1000021 正常域 監視サービスが中断処理中になりました。サービス名:$* 1000022 正常域 監視サービスが再開処理中になりました。サービス名:$* 1000023 正常域 指定したサービスは存在しません。サービス名:$*
プロセス状態の監視をすべて終了した場合にSSOにイベントを通知します。プロセス状態の確認終了イベントの内容を,次の表に示します。
表I-42 プロセス状態確認終了イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000008 time stamp 0 variable bindings $1:監視状態 $2:監視サーバのIPアドレス※ 注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
また,NNMのイベント・データベースに出力されるプロセス状態確認終了イベントの内容を,次の表に示します。
表I-43 NNMのイベント・データベースに出力されるプロセス状態確認終了イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000008 正常域 監視プロセスの状態確認が終了しました。$*
APMの監視間隔が変更された場合にSSOにイベントを通知します。監視間隔変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-44 監視間隔変更イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000012 time stamp 0 variable bindings $1:変更後の監視間隔 $2:監視サーバのIPアドレス※ 注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
また,NNMのイベント・データベースに出力される監視間隔変更イベントの内容を,次の表に示します。
表I-45 NNMのイベント・データベースに出力される監視間隔変更イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000012 正常域 JP1/Cm2/SSO - Agent for Processの監視間隔が$1分に変更されました。$*
APMがプロセスの監視を開始,停止または中断した場合にSSOにイベントを通知します。監視の開始・停止イベントの内容を,次の表に示します。
表I-46 監視の開始・停止イベントの内容
項目 内容 enterprise 1.3.6.1.4.1.116.7.1.11 agent address APMのIPアドレス generic trap enterpriseSpecific(6) specific trap 1000013〜1000015 time stamp 0 variable bindings $1:監視サーバのIPアドレス※ 注※ イベントがトラップインシデントに変換されるとNNMiのインシデントフォームに表示されるカスタムインシデント属性は,.1.3.6.1.4.1.11.2.17.2.2.0になります。
また,NNMのイベント・データベースに出力される監視の開始・停止イベントの内容を,次の表に示します。
表I-47 NNMのイベント・データベースに出力される監視の開始・停止イベントの内容
specific trap 重大度 メッセージ 1000013 正常域 JP1/Cm2/SSO - Agent for Processがプロセス監視を開始しました。$* 1000014 正常域 JP1/Cm2/SSO - Agent for Processがプロセス監視を停止しました。$* 1000015 正常域 JP1/Cm2/SSO - Agent for Processがプロセス監視を中断しました。$*
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