JP1/Cm2/SNMP System Observer

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ssoextractlog

形式

収集データをテキスト形式で抽出する
 
ssoextractlog [-S 接続先サーバ名] 
              -text [A | B | C | D | E | F | G | H] [1 | 2 | 3] 
              {-logfile ファイル名 
              | -masterlog リソースID,収集対象サーバ名 
              | -dbname リソースID,収集データベース名}
              [-instance インスタンス名,...] 
              [-subrsc サブリソースID,...] 
              [-start {DATE 日時 | BDATE  | BMONTH [,]}] 
              [-stop {DATE 日時 | BDATE  | BMONTH [,]}] 
              [-savefile ファイル名] [-notitle]
 

収集データベースをコピーする
 
ssoextractlog [-S 接続先サーバ名] 
              -bin 
              {-logfile ファイル名 
              | -masterlog リソースID,収集対象サーバ名 
              | -dbname リソースID,収集データベース名}
              [-instance インスタンス名,...] 
              [-start {DATE 日時 | BDATE  | BMONTH [,日]}] 
              [-stop {DATE 日時 | BDATE | BMONTH [,日]}] 
              [-savefile ファイル名] [-user ユーザ情報]
 

収集データベースの一覧を出力する
 
ssoextractlog [-S 接続先サーバ名] -list [-savefile ファイル名]
 

その他
 
ssoextractlog {? | ?id | ?text | [-S 接続先サーバ名]}
 

機能

任意のSSOの収集データベースから収集データを抽出します。抽出したデータは,任意のテキストファイルとして出力できます。また,指定したデータをコピーすることもできます。

オプション

-S 接続先サーバ名

収集データベースがある監視マネージャを指定します。ホスト名またはIPアドレスを,255バイト以内で指定してください。このオプションを省略した場合は,コマンドを実行するサーバの収集データを抽出します。

-text [A | B | C | D | E | F | G | H] [1 | 2 | 3]

収集データをテキスト形式で抽出します。表示タイプと区切りタイプを指定できます。

-logfile ファイル名

指定したファイル名のデータを抽出します。-savefileオプションで指定したファイルのデータを抽出する場合は,ファイル名の最後に「.log」を指定してください。ファイル名は絶対パスで指定してください。このオプションは-Sオプションと同時に指定できません。

-masterlog リソースID,収集対象サーバ名

指定したマスターデータベースを抽出します。サーバ名は,ホスト名またはIPアドレスを255バイト以内で指定してください。リソースIDとサーバ名は,-listオプションで確認してください。このオプションは-Sオプションと同時には指定できません。

-dbname リソースID,収集データベース名

指定したマスターデータベースまたはコピーデータベースを抽出します。リソースIDおよびデータベース名は,-listオプションで確認してください。

-instance インスタンス名,...

指定したインスタンスの収集データを抽出します。複数指定する場合は「,(コンマ)」で区切ってください。このオプションを省略すると,すべてのインスタンスが抽出対象になります。なお,インスタンス名に「,(コンマ)」を含む場合は,インスタンス名を「" "(引用符)」で囲んでください。また,インスタンス名に「" "(引用符)」を含む場合も,「" "(引用符)」で囲んでください。

-subrsc サブリソースID,...

指定したサブリソースIDの収集データを抽出します。複数指定する場合は「,(コンマ)」で区切ってください。このオプションを省略すると,すべてのサブリソースIDが抽出対象になります。

ユーザリソースのサブリソースに付与されるサブリソースIDについては,「7.3.14(6)(e) サブリソースIDについて」を参照してください。

SSOが提供しているリソースのサブリソースIDについては「付録F リソース一覧」を参照してください。

-start {DATE 日時 | BDATE 日 | BMONTH 月[,日]}

抽出するデータの期間を指定します。

DATE 日時
指定した日時以降の収集データから抽出を開始します。日時はyyyy.mm.dd.hh.mm.ssの形式で指定します。指定できる範囲は,1980年1月1日00:00:00〜2029年12月31日23:59:59です。

BDATE 日
指定した日数分戻った日の00:00:00のデータから抽出を開始します。指定できる値は,0〜30(日)です。0を指定した場合は,コマンドを実行した日の00:00:00のデータから抽出を開始します。

BMONTH 月[,日]
指定した月数戻った月の,指定した日の00:00:00のデータから抽出を開始します。月に指定できる値は0〜12(月),日に指定できる値は1〜31(日)です。月に0を指定した場合は,コマンドを実行した月のデータを抽出します。日の指定を省略した場合は,その月の1日のデータから抽出します。

-stop {DATE 日時 | BDATE 日 | BMONTH 月[,日]}

抽出するデータの期間を指定します。

DATE 日時
指定した日時までの収集データを抽出します。
日時はyyyy.mm.dd.hh.mm.ssの形式で指定します。指定できる範囲は,1980年1月1日00:00:00〜2029年12月31日23:59:59です。

BDATE 日
指定した日数分戻った日の23:59:59までのデータを抽出します。
指定できる値は,0〜30(日)です。0を指定した場合は,コマンドを実行した日の23:59:59までのデータを抽出します。

BMONTH 月[,日]
指定した月数戻った月の,指定した日の23:59:59までのデータを抽出します。月に指定できる値は0〜12(月),日に指定できる値は1〜31(日)です。月に0を指定した場合は,コマンドを実行した月のデータまでを抽出します。日の指定を省略した場合は,その月の末日の23:59:59までのデータを抽出します。

-savefile ファイル名

-notitle

出力結果から,タイトルや集計値を削除します。

-bin

収集データベースをコピーします。

-list

収集データベースの一覧を出力します。収集データベース一覧の出力形式を次に示します。

[図データ]

-user ユーザ情報

コピーデータベースに付加する任意の情報を255バイト以内で指定してください。ユーザ情報にマルチバイトコードを指定することはできません。

?

コマンドの使用方法を出力します。このオプションは,ほかのオプションと同時に指定できません。

?id

リソースIDの一覧を出力します。

?text

-textオプションの使用方法を出力します。

使用例

-start,-stopオプションの指定例を示します。

戻り値

0 正常終了
-1 引数誤りなどの実行エラー

注意事項

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