JP1/Cm2/SNMP System Observer
形式
- 収集条件定義ファイルを,タブ区切り形式に変換する
ssocolcvt -s 収集条件定義ファイル名 -p 出力ファイル名
- タブ区切り形式のファイルを,収集条件定義ファイルの形式に変換する
ssocolcvt -c タブ区切り形式のテキストファイル名 -p 出力ファイル名
- コマンドの使用方法を出力する
ssocolcvt -h
機能
収集条件定義ファイルを,タブ区切り形式のテキストファイルに変換します。また,タブ区切り形式のテキストファイルを,収集条件定義ファイル形式のデータに変換します。タブ区切り形式に変換すると,収集条件定義ファイルを表計算ソフトで管理できます。
オプション
-s 収集条件定義ファイル名
指定した収集条件定義ファイルを,タブ区切り形式のデータに変換します。
-p 出力ファイル名
変換結果を出力するファイルを指定します。変換結果はテキストファイルで出力されます。
-c タブ区切り形式のテキストファイル名
指定したタブ区切り形式のファイルを,収集条件定義ファイル形式のデータに変換します。
-h
コマンドの使用方法を出力します。このオプションは,ほかのオプションと同時に指定できません。
戻り値
0 正常終了 -1 引数誤りなどの実行エラー
注意事項
- -cオプションで収集条件定義ファイル形式に変換する場合,タブ区切り形式のテキストファイルに表計算ソフトの制御文字などが入っていると,変換に失敗することがあります。
- タブ区切り形式のテキストファイルの1行目は,タイトル行と見なして無視します。
- -pオプションでファイル出力中にディスクが満杯状態になると,途中までのデータしかファイルに保存されません(エラーメッセージは出力されません)。ファイルに出力する場合はディスクに十分な空きがあるか確認してから実行してください。
- 収集条件の定義でタブを指定している場合,タブ区切り形式のデータに正しく変換されないことがあります。
- 統計的しきい値に関する定義は,このコマンドで変換することはできません。収集条件定義ファイルに統計的しきい値に関する定義を記述して,このコマンドを実行した場合はエラーになります。
タブ区切り形式のファイル出力例
タブ区切り形式のファイルの書式を,次に示します。
ヘッダ部分には,左から順に,番号に対応する次のキー名が入ります。
1:target,2:interval,3:d_range,4:instance,5:subcondition,6:commandUM,7:commandUK,8:commandNM,9:commandWR,10:commandCR,11:threshold,12:threshold_OVER「7.3.1(5) 定義例」に示す収集条件定義ファイルを,タブ区切り形式に変換した場合の例を次に示します。キー名とそれぞれの値については,「7.3.1 収集条件定義ファイル」を参照してください。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 30;
2o4gsv0120 06:00:00;
23:00:001 Y;Y;Y 90.00;
95.001;2 N;N;N 100.00;
100.001;1 2 Y;Y;Y 95.00;
98.002;3 N;N;N 100.00;
100.001;1 32;
netmps0115 07:00:00;
22:00:00Y;Y;Y D:\JP1Cm2\SSO\mnr32.bat D:\JP1Cm2\SSO\crt32.bat90.00;
98.003;5 N;N;N 100.00;
100.001;1 N;N;N 100.00;
100.001;1 N;N;N 100.00;
100.001;1
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