JP1/Cm2/SNMP System Observer
形式
- 監視マネージャと監視サーバの監視状態を合わせる
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -g 監視サーバ名
- 監視サーバに対してデマンドヘルスチェックを実行する
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -H 監視サーバ名
- ssoapmonデーモンプロセスに定義ファイルの再読み込みを指示する
ssoapcom [-S 接続先サーバ名] -r
- 監視サーバ側で保持しているプロセス・サービス監視条件を削除する
ssoapcom -a 監視サーバ名 -s 監視マネージャ名
機能
プロセスおよびサービスの監視状態合わせ,デマンドヘルスチェック,およびssoapmonデーモンプロセスへの定義ファイルの再読み込みを指示します。また,監視サーバに残っている監視条件を削除します。
オプション
-S 接続先サーバ名
接続先となる監視マネージャを指定します。接続先サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。このオプションが指定されていない場合,自ホストのSSOに接続します。
-g 監視サーバ名
指定した監視サーバとプロセスおよびサービスの監視状態を合わせます。監視サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。
-H 監視サーバ名
指定した監視サーバにデマンドヘルスチェックを実行します。監視サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。
-r
ssoapmonデーモンプロセスに,次の定義ファイルの再読み込みを指示します。
- ssoapmon動作定義ファイル(ssoapmon.def)
- イベント送信先定義ファイル(ssodest.conf)
- SNMP定義ファイル(ssosnmp.conf)
- イベントフィルタ定義ファイル(ssoevtfilter.conf)
- 動作ログ定義ファイル(ssoauditlog.conf)
- TCPエージェント定義ファイル(ssotcpagent.conf)
-a 監視サーバ名
指定した監視サーバに対して,-sオプションで指定したSSOからのプロセスおよびサービス監視を停止します。監視サーバ名はホスト名,またはIPアドレスで指定します。
-s 監視マネージャ名
-aオプションとあわせて使用します。プロセスおよびサービス監視を停止することなく監視マネージャのIPアドレスを変更した場合に,監視サーバに残っている監視マネージャ(変更前のIPアドレス)からの監視条件を削除します。監視マネージャ名には変更前のIPアドレスを指定してください。このコマンドの実行によって監視サーバでの監視処理は一時停止しますが,次回の定期ヘルスチェックで自動的に再開されます。
戻り値
0 正常終了 -1 引数誤りなどの実行エラー -2 実行不可(デマンドヘルスチェックを実行した場合に,指定した監視サーバに対して定期ヘルスチェックを実行中のため)
注意事項
ssoapmon動作定義ファイルでキーが記述された行を削除したあとにssoapcom -rコマンドを実行した場合,削除したキーの値はデフォルト値に変更されません。削除したキーのデフォルト値を有効にするには,ssoapmonデーモンプロセスを再起動してください。
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