JP1/Cm2/SNMP System Observer
プロセスまたは子プロセスのしきい値を設定します。プロセスのしきい値とは,同時に実行される数を示します。しきい値設定ウィンドウを,次の図に示します。
図5-65 しきい値設定ウィンドウ
表示項目を説明します。
- [しきい値]
- [下限]
- プロセスの同時実行数の下限を指定します。上限と同じ値か,それよりも小さい値を指定してください。デフォルトは1です。
- [上限]
- プロセスの同時実行数の上限を指定します。下限と同じ値か,それよりも大きい値を指定してください。上限を指定しない場合は9999を指定してください。デフォルトは1です。
しきい値の設定例を次に示します。
- 設定例1:しきい値の上限を「3」,下限を「1」に指定した場合
- 実行中のプロセス数が1以上3以下ならば,正常
- 実行中のプロセス数が0または4以上ならば,危険
- 設定例2:しきい値の上限を「0」,下限を「0」に指定した場合
- 実行中のプロセス数が0ならば,正常
- 実行中のプロセス数が1以上ならば,危険
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