JP1/Cm2/SNMP System Observer

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5.2.3 パフォーマンスデータ参照ウィンドウ

リソースブラウザウィンドウで選択したリソースのパフォーマンスデータを表示します。パフォーマンスデータ参照ウィンドウを,次の図に示します。

図5-10 パフォーマンスデータ参照ウィンドウ

[図データ]

表示項目を説明します。

[最新情報]
収集したデータの一覧を表示します。詳細は,参照するリソースによって異なります。

[照会]
リソースを取得し,[最新情報]を更新します。

[照会中止]
リソース情報の更新を中止します。

[インスタンス名選択]
定期照会するインスタンスを選択します。

[定期照会情報]
定期照会結果を,インスタンスごとに表示します。また,定期照会情報の最大値,最小値,および平均値を集計して表示します。

[定期照会]

[間隔]
定期照会の間隔を指定します。指定できる値は,10秒〜60分です。単位には,「秒」または「分」を指定します。

[開始],[停止]
定期照会を開始または停止します。

[グラフ表示...]
定期照会のデータをグラフで表示します。

[ファイル保存...]
ファイル保存ウィンドウを表示します。なお,SSOコンソールから起動した場合,このボタンは表示されません。

[メッセージ]
SSOの動作などのメッセージを表示します。
<この項の構成>
(1) 注意事項

(1) 注意事項

リソースブラウザウィンドウでの定期照会の連続運用について
リソースブラウザウィンドウでパフォーマンスデータまたはPing応答時間の定期照会を長期間にわたり連続実行した場合,リソースブラウザウィンドウが正常に動作しなくなることがあります。この現象の主な原因は,定期照会したデータを格納するためのメモリ領域不足です。これは,定期照会の最大照会回数を制限することで回避できます。
リソースブラウザウィンドウの定期照会が安定して動作しないようならば,ご使用の環境で安定して動作するようになるまで,定期照会の最大照会回数を少なくしてください。
運用上,定期照会の最大照会回数があらかじめ決まっている場合(例えば,10秒間隔で1時間だけ連続して照会する,という運用ポリシーが存在する場合など),最大照会回数に必要十分な最小値を設定することをお勧めします。

注※
フリーズ(GUIの動作が止まり,また操作を受け付けなくなる),クラッシュ(GUIが異常終了する)など。
 
定期照会の最大照会回数の変更方法については,「7.3.11 GUI定義ファイル(ssogui.conf)」を参照してください。

表示されるリソースの値について
表示されるリソースの値は小数点第三位で四捨五入されます。

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