JP1/Cm2/SNMP System Observer
ヒストグラム形式のレポート部には,レポート詳細,ヒストグラム,およびグラフ凡例表が表示されます。図2-33に例を示します。
図2-33 HTML形式のレポートファイル(ヒストグラム形式)
レポートファイルで表示される内容について説明します。
- <この項の構成>
- (1) レポート詳細
- (2) グラフ凡例表
- (3) グラフ
(1) レポート詳細
収集対象サーバ名,サブリソース名,インスタンス名が表示されます。
(2) グラフ凡例表
グラフの表示色と,サブリソース名,またはインスタンス名に対応する凡例が表示されます。表示する列数は,グラフ表示詳細設定ウィンドウの[凡例表]で指定した値,またはレポート定義ファイルのgraph_legend_rowキーに設定した値になります。表示できる最大列数は100です。デフォルトは10です。
(3) グラフ
データ区間内のデータの個数をグラフに表示します。表示できる項目数は,最大8です。図2-34に,ヒストグラム形式のグラフ出力例を示します。
図2-34 グラフ出力例(ヒストグラム形式の場合)
(a) グラフ枠
- 縦軸は各データ区間内のデータの個数を表します。下端は個数の最小値を表し,上端は個数の最大値を表します。目盛線の位置は,上端と下端を5等分した値となります。
- 横軸はデータの値を表します。左端がデータの最小値,右端がデータの最大値を表します。
(b) データ区間
データ区間の値は,最大値と最小値の差を,データ区間の個数で割った値となります。データ区間の個数は,レポートタイプ設定ウィンドウの[レポートの設定]で指定します。[レポートの設定]については「5.9.5 レポートタイプ設定ウィンドウ」を参照してください。
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