JP1 Version 9 JP1/IT Desktop Management 運用ガイド
管理用サーバに保管された利用者の操作ログを一覧で確認できます。ファイルの持ち込みまたは持ち出しを追跡したり、操作を行ったコンピュータを特定したりすることで、情報漏えいの早期発見および対策ができます。
参考
- 操作ログを取得するには、セットアップ時に操作ログの設定が必要です。また、操作ログのポリシーを有効にしている必要があります。
- セキュリティ画面を表示します。
- メニューエリアで[操作ログ]-[操作ログ一覧]を選択します。
インフォメーションエリアに操作ログが表示されます。
画面の上部には、タイムチャートが表示され、表示対象の日付が枠で囲まれます。日付のボタンをクリックすると、その日付の操作ログが先頭に表示されます。なお、クリックできるのは、マウスカーソルを合わせたときに[オンライン]または[リストア]が表示される日付だけです。タイムチャートの幅が長い場合は、
または
をクリックしてスライドできます。[アーカイブ]が表示される日付は、バックアップが取得されている場合に操作ログを取り込んで確認できます。
セキュリティポリシーで不審と見なす操作を設定している場合、不審操作として検知された操作ログには[不審操作]欄に
が表示されます。一覧から不審操作の操作ログを探す場合、この項目でフィルタすると便利です。
参考
- セットアップ時に、操作ログを自動的に保管するように設定しておくと、最新の約1か月分よりも古い操作ログはバックアップされます。過去の操作ログを参照したい場合は、バックアップした操作ログを取り込んでください。
表示された操作ログは、スクロールバーの
をクリックすると1日単位、
をクリックすると1か月単位でスクロールできます。
注意
- 管理用サーバに操作ログが取得されていない場合、[操作ログ]画面は表示されません。
参考
- 操作ログは、ioutils exportoplogコマンドを実行してエクスポートすることもできます。操作ログの内容を資料に使用したい場合などは、エクスポートすることをお勧めします。
参考
- 機器画面で選択した機器の操作ログを確認することもできます。
- 機器画面の[機器情報]-[機器一覧]画面で、[操作メニュー]の[操作ログへ]を選択すると、セキュリティ画面に切り替わり、機器の操作ログを確認できます。ただし、操作ログと分散操作ログの両方を取得している場合、この操作で表示されるのは分散操作ログを確認する画面です。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2011, 2012, Hitachi, Ltd.
Copyright, patent, trademark, and other intellectual property rights
related to the "TMEng.dll" file are owned exclusively by Trend Micro Incorporated.