ウィルス定義の情報を管理するクラスです。

このクラスは，インポートおよびエクスポートできます。jamCsvImport.batでインポートする場合は，業務メニュー「インポート」からインポートする場合の説明を参照してください。

また，このクラスは，ユーザレポートを作成する際，検索条件に指定することもできます。

InstalledVirusDefInfoのプロパティ一覧を次の表に示します。

表14-18　InstalledVirusDefInfoのプロパティ一覧

プロパティ	キー	内容	型[最大長 (バイト)]	備考	jamimportでの指定
AssetID	●	資産ID	uint32	対応する資産の資産IDです。 インポート時は，対応するオブジェクトクラス「AssetInfo」と同じ値を指定してください。	◎
CreationClassName	●	CCN	string[32]	「InstalledVirusDefInfo」です。	◎
EngineVersion	−	エンジンバージョン	string[255]	機器にインストールしたウィルス対策ソフトウェアのスキャンエンジンのバージョンです。	○
InfoInd	−	インベントリ取り込み制御	string[3]	「14.2.4　ComponentInfo（コンポーネント情報）」の「・情報識別」を参照してください。 業務メニュー「インポート」からインポートする場合は，必ず「1」が設定されます。	○
InstalledDate	−	インストール日付	date	ソフトウェアをインストールした日付です。	△
ResidentKind	−	常駐／非常駐	string[3]	「・常駐／非常駐」を参照してください。	△
SoftwareVersion	−	ウィルス対策ソフトウェアバージョン	string[255]	機器にインストールしたウィルス対策ソフトウェアのバージョンです。	○
UpdateInd	−	更新識別	uint32	資産管理システムで使用する情報です。更新しないでください。	△
VirusDefName	●	ウィルス対策ソフトウェア名	string[255]	機器にインストールされたウィルス対策ソフトウェア名です。	◎
VirusDefVersion	−	ウィルス定義バージョン	string[255]	機器にインストールされたウィルス定義情報のバージョンです。	○

（凡例）

●：キーとなるプロパティ

−：キー以外のプロパティ

◎：新規登録時に必ず指定するプロパティ（省略するとエラーになる）

○：新規登録時に指定を推奨するプロパティ（省略してもエラーにはならない）

△：任意に指定するプロパティ

プロパティのコードの詳細を次に示します。

• 常駐／非常駐
  

  コード	表示文字列
  1	常駐
  0	非常駐