JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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14.2.12 InstalledInfoインストールソフトウェア情報

各機器にインストールされているソフトウェアを管理するクラスです。JP1/NETM/DMで収集したインストールソフトウェア情報を取り込みます。

このクラスは,インポートおよびエクスポートできます。jamCsvImport.batでインポートする場合は,業務メニュー「インポート」からインポートする場合の説明を参照してください。

また,このクラスは,ユーザレポートを作成する際,検索条件に指定することもできます。

InstalledInfoのプロパティ一覧を次の表に示します。

表14-15 InstalledInfoのプロパティ一覧

プロパティ キー 内容 型[最大長
(バイト)]
備考 jamimportでの指定
AssetID 資産ID uint32 対応する資産の資産IDです。
インポート時は,対応するオブジェクトクラス「AssetInfo」と同じ値を指定してください。
CreationClassName CCN string[32] 「InstalledInfo」です。
InfoInd インベントリ取り込み制御 string[3] 14.2.4 ComponentInfo(コンポーネント情報)」の「・情報識別」を参照してください。
業務メニュー「インポート」からのインポートの場合,必ず「1」が設定されます。
InstalledDate インストール日 date ソフトウェアのインストール日です。
InstalledID インストールID uint32 対応するオブジェクトクラス「InstalledList」のインストールIDです。
インポート時は,対応する「InstalledList」と同じ値を指定してください。
ProductID プロダクトID string[255] ソフトウェアのプロダクトIDです。
RecordInd 履歴識別 uint32 履歴を識別する情報です。「・履歴識別」を参照してください。
SoftwareID ソフトウェアID string[255] コンポーネント情報とリンクするソフトウェアのIDです。
UpdateInd 更新識別 uint32 資産管理システムで使用する情報です。更新しないでください。「・更新識別」を参照してください。
UpdateTime 更新制御情報 string[20] 情報の同時更新を制御する情報です。
UserPropertyArea_1 固有情報Area-1 string[255] 255バイトまでの情報を管理できる項目です。
操作画面では,複数行の文字列を指定できます。
UserPropertyArea_2 固有情報Area-2 string[255]
UserPropertyCode_1 固有情報Code-1 string[64] コード情報を管理できる項目です。
UserPropertyCode_2 固有情報Code-2 string[64]
UserPropertyField128_1 固有情報Field128-1 string[128] 128バイトまでの情報を管理できる項目です。
UserPropertyField128_2 固有情報Field128-2 string[128]
UserPropertyField255_1 固有情報Field255-1 string[255] 255バイトまでの情報を管理できる項目です。
UserPropertyField255_2 固有情報Field255-2 string[255]
(凡例)
●:キーとなるプロパティ
−:キー以外のプロパティ
◎:新規登録時に必ず指定するプロパティ(省略するとエラーになる)
○:新規登録時に指定を推奨するプロパティ(省略してもエラーにはならない)
△:任意に指定するプロパティ
注※
拡張用のプロパティです。業務メニュー「管理項目編集」で,このプロパティの表示名を編集し,表示させる設定にすることで,管理項目を追加できます。
ただし,JP1/NETM/DMのインベントリ情報から取得したインストールソフトウェア情報に管理項目を追加すると,インベントリ情報に含まれなくなっても,インストールされているソフトウェアとしての情報は削除されないため,注意してください。

プロパティのコードの詳細を次に示します。