JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

10.2 案件を処理する権限を定義する職権管理

資産管理システムにログインするユーザ権限とは別に,案件を実行する権限(職権)を定義します。案件を定義する際は,あらかじめ登録されている職権の中から割り当てるため,案件を定義する前に職権を定義しておく必要があります。

職権は,案件の定義とは別に,独立した権限グループとして定義します。したがって,同じ職権を複数の案件の管理ノードに割り当てることができます。また,人事異動などで職権の対象ユーザが変更になっても,案件の定義内容には影響しません。

職権は,業務メニュー「職権管理」を選択すると表示される職権管理画面で定義します。

職権管理画面を次の図に示します。

図10-3 職権管理画面

[図データ]

定義されている職権が一覧で表示されます。「職権ID」のアンカーをクリックすると,各職権の詳細を表示できます。

<この節の構成>
10.2.1 新しく職権を追加する
10.2.2 職権の内容を変更する
10.2.3 職権を削除する