JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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9.3 ユーザ権限に応じた操作画面の変更業務フィルター

各操作画面の構成要素(ボタン,検索条件,編集項目など)を,ユーザ権限に応じて変更します。

例えば,利用者権限のユーザには契約情報を更新させないように,[契約詳細]ダイアログの[更新]ボタンを非表示にしたり,編集項目を変更できないようにしたりできます。また,検索条件や編集項目などの表示順序を変更することもできます。

業務フィルターでは,このようなユーザ権限に応じた業務内容の切り分けを,操作画面ごとに簡単に実現できます。なお,管理対象となっている項目は,管理項目編集画面の設定と連動して設定されます。

ユーザ権限に応じた操作画面の変更は,業務メニュー「業務フィルター」をクリックすると表示される業務フィルター画面から実行します。業務フィルター画面を次の図に示します。

図9-7 業務フィルター画面

[図データ]

業務フィルター画面では,業務メニューに表示されている業務名と,各業務で使用する操作画面,さらに各操作画面に設定されている書式(各操作画面をカスタマイズした設定)が一覧で表示されます。

「画面名」の一覧から,書式を変更したい操作画面のアンカーをクリックすると,書式編集画面が表示されて,操作画面から実行する内容を変更できます。

これ以降の項で,書式の設定(ボタンや検索条件などの表示・非表示の設定など)について説明します。また,新しい書式の追加や書式名を変更,削除する方法についても説明します。

<この節の構成>
9.3.1 書式を設定する
9.3.2 対象権限を設定する
9.3.3 使用するボタンを設定する
9.3.4 編集項目に表示する項目を設定する
9.3.5 検索条件に表示する項目を設定する
9.3.6 検索結果リストに表示する項目を設定する
9.3.7 書式を追加する
9.3.8 書式をコピーする
9.3.9 書式の名称を変更する
9.3.10 書式を削除する