それぞれのエクスポート方法の特長について説明します。エクスポートする情報に応じて，効率の良い方法を選択してください。

• 業務メニュー「エクスポート」からのエクスポート
  出力したい資産情報を選択してエクスポートの条件を作成し，一括でCSVファイルに出力します。条件には，出力したいAsset Information Managerの管理項目を設定します。
  この方法では，Asset Information Managerにログインできる環境であれば，どこからでもエクスポートできます。
  また，検索条件を指定して絞り込んで，必要な情報だけを出力できます。
  さらに，バックアップや別のマシンの資産管理システムに移行することを目的として，ユーザレポート，業務フィルターの書式，インベントリ情報の引き当て設定，およびインポート/エクスポートの条件を出力することもできます。
  
• jamCsvExport.batでのエクスポート
  業務メニュー「エクスポート」からのエクスポートと同様の処理を，資産管理サーバ上のコマンドラインから実行します。CSVファイルのフォーマットや，クラスおよびクラス間の関係などを意識することなく，「機器に関する情報」などのカテゴリで資産情報を出力できるので，運用を自動化するのに便利です。
  この方法では，エクスポートの条件の変更および保存はできません。
  
• jamexportコマンドでのエクスポート
  出力したいクラス単位にエクスポートを実行します。複数のクラスを一度にエクスポートすることもできますが，エクスポートする内容はクラス単位での選択となります。バックアップなどの目的で，資産管理データベースの情報を取捨選択することなく，一括して出力する場合に利用できます。
  

共通してエクスポートできる情報（クラス）の詳細については，「14.1　クラス構成」を参照してください。