JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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6.8.2 NetInsight IIで資産情報を参照するための設定

NetInsight IIと連携して,NetInsight IIのフロアレイアウト図から機器の詳細情報を参照するために必要な作業の流れを次に示します。

  1. NetInsight IIのシンボルと引き当てる項目の設定
    NetInsight IIから機器の詳細情報を参照するために必要な設定です。
    Asset Information Managerのどの項目で,NetInsight IIのシンボルと引き当てるかを設定します。
    NetInsight IIのフロアレイアウト図を表示した画面で,メニューから「ツール」−「JP1/NETM/AIM連携」−「位置表示の設定」を選択すると表示される[JP1/NETM/AIM連携 位置表示の設定]ダイアログで,引き当てる項目を設定します。
  2. 自動ログインの設定
    Asset Information Managerの業務メニュー「ユーザ組織管理」で,連携用に用意されているユーザのパスワードをあらかじめ設定しておくと,フロアレイアウト図から,Asset Information Managerで管理する機器の詳細情報を参照する際に,ユーザIDおよびパスワードの指定を省略して自動的にログインできます。
    NetInsight IIとの連携用には,ユーザID「JP1_NI2」,ユーザ名「設備管理者」が用意されています。
    パスワードの設定方法については,マニュアル「運用ガイド」の「4.1 ユーザと組織の情報を変更する(ユーザ組織管理)」を参照してください。
    自動ログインの設定を取り消すには
    いったんパスワードを設定したあとに,自動ログインの設定を取り消すには,設定したユーザを削除するか,またはjamimport(インポート)コマンドでのインポートで,パスワードを空白に更新してください。
    jamimportコマンドでのインポートの詳細については,「7.1.1(3) jamimportコマンドでのインポートの流れ」を参照してください。