JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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6.6 JP1/IM - CMと連携するための設定

JP1/IM - CMと連携して,JP1/IM - CMでAsset Information Managerの管理する情報を取得できるようにするために必要な,作業の流れを次に示します。必要なプログラムについては,「4.2.7 JP1/IM - CMと連携したシステム構成」を参照してください。

  1. JP1/IM - CMとの連携を選択
    セットアップ時に[サーバセットアップ]ダイアログで,JP1/IM - CMと連携するかどうかを設定します。
    [サーバセットアップ]ダイアログでの設定項目の詳細については,「5.3.10 JP1/IM連携の設定」を参照してください。
  2. アダプタコマンド設定ファイルのコピー
    JP1/IM - CMでAsset Information Managerの管理する情報を取得するための設定ファイルを,所定のフォルダにコピーします。設定ファイルの格納先およびコピー先については,「6.6.1 アダプタコマンド設定ファイルのコピー」を参照してください。
  3. JP1/IM - CMで取得する情報の変更
    JP1/IM - CMでの管理対象に合わせて,Asset Information Managerから取得する情報を絞り込めます。デフォルトの設定を変更する場合だけ,設定してください。デフォルトの設定および設定の変更方法については,「6.6.2 JP1/IM - CMで取得する情報の変更」を参照してください。
  4. 自動ログインの設定
    Asset Information Managerの業務メニュー「ユーザ組織管理」で,連携用に用意されているユーザのパスワードをあらかじめ設定しておくと,セントラルインフォメーションマスター・ビューアーから,Asset Information Managerで管理する機器の詳細情報を参照する際のユーザIDおよびパスワードの指定を省略して,自動的にログインできます。
    JP1/IM - CMとの連携用には,ユーザID「JP1_IM_CM」,ユーザ名「構成管理者」が用意されています。
    各製品と連携するために用意されているユーザおよびパスワードの設定方法については,マニュアル「運用ガイド」の「4.1 ユーザと組織の情報を変更する(ユーザ組織管理)」を参照してください。
    自動ログインの設定を取り消すには
    いったんパスワードを設定したあとに,自動ログインの設定を取り消すには,設定したユーザを削除するか,またはjamimport(インポート)コマンドでのインポートで,パスワードを空白に更新してください。
    jamimportコマンドでのインポートの詳細については,「7.1.1(3) jamimportコマンドでのインポートの流れ」を参照してください。
<この節の構成>
6.6.1 アダプタコマンド設定ファイルのコピー
6.6.2 JP1/IM - CMで取得する情報の変更
6.6.3 JP1/IM - CMからの資産情報の表示
6.6.4 JP1/IM - CMへの接続情報の変更