JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

5.10.2 リモートドメインの追加

Microsoft Internet Information Servicesで,SMTP仮想サーバにリモートドメインを追加して,受信メールを中継する手順を次に示します。

  1. インターネットインフォメーションサービスを起動する。
  2. 資産管理サーバの「既定のSMTP仮想サーバー」を展開して,「ドメイン」を選択する。
  3. メニューから「操作」−「新規作成」−「ドメイン」を選択する。
    「SMTPドメイン作成ウィザード」が表示されます。
  4. 「リモートドメイン」を選択して[次へ]ボタンをクリックする。
  5. 資産管理者メールアカウントを持つサーバ名を入力して[完了]ボタンをクリックする。
    リモートドメインが作成されます。
    案件送付の通知メールを送信する場合
    送信先のメールアカウントを持つメールサーバ名を入力します。複数のメールサーバを使用する場合は,それぞれに対応したリモートドメインを追加します。ただし,メールサーバのドメイン名が共通している場合は,まとめてリモートドメインを作成できます。
    例えば,リモートドメインを追加するメールサーバが「msrv01.abc.def.com」,「msrv02.abc.def.com」,「msrv03.abc.def.com」の場合,「*.abc.def.com」と指定することで,三つのメールサーバに対応するリモートドメインを作成できます。
  6. 作成したリモートドメインを選択して,「操作」−「プロパティ」を選択する。
    リモートドメインのプロパティダイアログが表示されます。
  7. 「全般」タブで,「このドメインへ受信メールを中継する」チェックボックスをチェックする。
  8. [OK]ボタンをクリックする。
    リモートドメインへの受信メール中継が設定されて,リモートドメインのプロパティダイアログが閉じます。