JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド
「ディレクトリサーバ連携」では,ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合に必要なサーバ名やポート番号などを設定します。また,アクセス定義ファイルを作成してディレクトリサーバと連携する場合にディレクトリサーバが使用している文字コードの種別を設定します。
「ディレクトリサーバ連携」で設定する項目を次に示します。
「ディレクトリサーバの使用」では,ディレクトリサーバを使用して,ログイン認証するかどうかを選択します。
ディレクトリサーバを使用してログイン認証をする場合は,「認証に使用する」を選択してください。
「コードセット」では,使用する文字コードの種別を選択します。アクセス定義ファイルを作成してディレクトリサーバと連携する場合は,必ず設定してください。
「サーバ名」では,ディレクトリサーバのホスト名またはIPアドレスを設定します。ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合は,必ず設定してください。
「ポート番号」では,ディレクトリサーバのポート番号を設定します。ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合は,必ず設定してください。
「アクセスユーザ」では,ディレクトリサーバの情報エントリにアクセスするユーザのDNを設定します。ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合は,必ず設定してください。
なお,事前にActive DirectoryのLDIFDEコマンドでユーザ情報の一覧を出力し,アクセスユーザとして利用したいユーザのDNを調査する必要があります。調査方法については,「3.5.1 ログイン認証」を参照してください。
また,[パスワード設定]ダイアログでパスワードを設定します。
「応答監視時間」では,ディレクトリサーバが,検索要求に応答するまでの監視時間を秒単位で設定します。監視時間を超えて,ディレクトリサーバからの応答が得られない場合,通信障害として処理を打ち切ります。ディレクトリサーバサービスの利用プロセスが多く,ログイン認証で通信障害が多発する場合には,応答監視時間を長く設定してください。ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合は,必ず設定してください。
「ユーザ情報DN」では,ユーザ情報検索時のベースとなるDNを設定します。ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合は,必ず設定してください。
なお,事前にActive DirectoryのLDIFDEコマンドでユーザ情報の一覧を出力し,Asset Information Managerのログイン認証時にユーザを検索する組織のDNを調査する必要があります。調査方法については,「3.5.1 ログイン認証」を参照してください。
「ユーザID属性名」では,Asett Information Managerへのログイン時のユーザIDとして使用する,ユーザ情報の属性名を設定します。ディレクトリサーバと連携してログイン認証する場合は,必ず設定してください。
なお,事前にActive DirectoryのLDIFDEコマンドでユーザ情報の一覧を出力し,Asset Information Managerのログイン認証時のユーザIDとして使用する属性名を調査する必要があります。調査方法については,「3.5.1 ログイン認証」を参照してください。
「ユーザ名属性名」では,Asett Information Managerのユーザ名として使用するユーザ情報の属性名を設定します。
なお,事前にActive DirectoryのLDIFDEコマンドでユーザ情報の一覧を出力し,Asset Information Managerのユーザ名として使用する属性名を調査する必要があります。調査方法については,「3.5.1 ログイン認証」を参照してください。
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