JP1/IT Service Level Management
JP1ユーザーごとの操作権限は,認証サーバ(プライマリー認証サーバ)として使用するJP1/Baseで設定します。
ここでは,JP1ユーザーを設定したあとに実施するJP1/ITSLMでの操作権限の設定方法について説明します。
表5-1 JP1権限レベルごとの操作権限
項番 | JP1権限レベル | JP1権限レベルを設定するユーザー | 操作権限 |
---|---|---|---|
1 | JP1_ITSLM_Admin | サービスグループ管理者 |
|
2 | JP1_ITSLM_User | サービスユーザー |
|
JP1ユーザーごとの操作権限は,JP1/Baseの[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスまたはJP1/Baseのコマンドで実行します。ここでは,[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスを使用した手順について説明します。詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のJP1ユーザーの設定について記載されている個所を参照してください。
JP1/Baseの[JP1/Base環境設定]ダイアログボックスに設定内容が反映されれば,JP1ユーザーごとの操作権限の設定は完了です。
図5-6 操作権限の設定例
この条件を実現するためには,各JP1ユーザーに次のように操作権限を設定する必要があります。表5-2 操作権限の設定例
項番 | JP1ユーザー | サービスグループ | ||
---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||
1 | A | ◎ | ◎ | ◎ |
2 | B | ◎ | - | - |
3 | C | - | - | ◎ |
4 | D | - | ○ | - |
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