JP1/IT Service Level Management
なお,監視を実行する場合は,上記の条件に加えてログイン先のJP1/ITSLM - Managerに接続されているJP1/ITSLM - URも起動している必要があります。JP1/ITSLM - URの起動方法については,「2.1.2 JP1/ITSLM - URを起動する」を参照してください。
- 次に示すアクセス先をブラウザで表示する。
http://JP1/ITSLM - ManagerのWebサーバのIPアドレス:JP1/ITSLM - ManagerのWebサーバのListenポート番号/jp1itslm/jp1itslm.jsp
なお,JP1/ITSLM - ManagerのWebサーバのIPアドレスには,ループバックアドレスを指定しないでください。
アクセス先が正しければ,次の画面が表示されます。
- ユーザー名およびパスワードを入力する。
JP1ユーザーのユーザー名,およびパスワードを入力してください。
- [ログイン]ボタンをクリックする。
JP1/ITSLM - Managerの画面に遷移すれば,JP1/ITSLM - Managerへのログインは完了です。
- JP1/ITSLM - ManagerのWebサーバのListenポート番号は,JP1/ITSLM - Managerをセットアップしたときに,オプションファイルの定義項目「psb_Listen」に指定した値です。デフォルトでは,20900が設定されます。
- ユーザー名,およびパスワードに不正がある場合,エラーメッセージが表示されます。このとき,入力済みのパスワードはクリアされます。
- [ログイン]ボタンは,ユーザー名,およびパスワードの入力内容が正常な場合にだけクリックできるようになります。ユーザー名,パスワードが未入力の場合,および入力内容に不正があった場合は,[ログイン]ボタンはクリックできません。
- 同じユーザー名で複数のユーザーがログインできます。
- エラーの発生時に表示されるダイアログボックスなど,ドラッグできるウィンドウをブラウザの画面外にドラッグしないでください。画面外にドラッグした場合,ウィンドウ中のボタンをマウスで選択できなくなります。その場合,キーボードの「F5」キーやブラウザの[更新]ボタンで再読み込みをしてください。ただし,再読み込み後は,ログイン画面に遷移し,ウィンドウは表示されなくなります。ブラウザの画面外にドラッグしたのがエラーダイアログボックスであるときは,エラーの内容をログファイルで確認してください。
ログファイルについては,「8.2 ログファイル」を参照してください。
- クラスタシステムで運用している場合,JP1/ITSLM - Managerでフェールオーバーが発生しているときにJP1/ITSLM - Managerにログインしようとすると,メッセージが出力されるか,またはサーバの内部エラーが発生したことが表示されて,ログインできません。また,JP1/ITSLM - Managerのフェールオーバーが完了するまで,画面からのすべての操作は実行できません。JP1/ITSLM - Managerのフェールオーバー完了後に,再度ログインして必要な操作を実行してください。
なお,JP1/ITSLM - URでフェールオーバーが発生しているときには,画面からの操作が実行できます。ただし,フェールオーバー発生中の監視対象サービスの検出開始,検出停止,監視開始,および監視停止の操作は,利用できるJP1/ITSLM - URがない場合は実行できません。この場合,エラーが発生して,画面にメッセージが出力されます。この場合は,JP1/ITSLM - URのフェールオーバー完了後に,失敗した操作を再度実行してください。
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