JP1/Automatic Job Management System 3 - SOA Option Webシステム呼び出し機能編

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13.3 トラブル発生時に採取が必要な資料と資料の採取方法

JP1/AJS3 - SOA OptionまたはJP1/AJS3 - View for SOA Optionのトラブル発生時に採取が必要な資料について説明します。また,資料の採取方法についても説明します。

<この節の構成>
(1) JP1/AJS3 - SOA Optionの障害情報
(2) JP1/AJS3 - View for SOA Optionの障害情報
(3) WSジョブを定義したジョブネットの定義内容
(4) 標準WSジョブ定義時に指定したWSDLファイル
(5) JP1/AJSの運用でトラブルが発生した場合に採取する情報

(1) JP1/AJS3 - SOA Optionの障害情報

ajsws_logコマンドで採取する資料が必要です。

資料の採取方法
ajsws_logコマンドを実行して採取します。
ajsws_logコマンドの詳細については,「14. コマンド ajsws_log」を参照してください。

(2) JP1/AJS3 - View for SOA Optionの障害情報

ajswsv_logコマンドで採取する資料が必要です。

資料の採取方法
ajswsv_logコマンドを実行して採取します。
ajswsv_logコマンドの詳細については,「14. コマンド ajswsv_log(Windows限定)」を参照してください。

(3) WSジョブを定義したジョブネットの定義内容

トラブルの要因であるWSジョブを定義したジョブネットの定義内容を採取してください。

ジョブネットの定義内容の採取方法
JP1/AJSのajsprintコマンドを実行し,出力される内容をテキストファイルに保存してください。
ajsprintコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 コマンドリファレンス1」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス」を参照してください。

(4) 標準WSジョブ定義時に指定したWSDLファイル

トラブルの要因であるジョブが標準WSジョブの場合は,標準WSジョブを定義するときに指定したWSDLファイルが必要です。

資料の採取方法
標準WSジョブ定義時に,[標準WSジョブ定義]ダイアログボックスの[オプション]タブにある[ジョブ実行ホストへのWSDLファイル配置方法]で選択した内容によって,採取方法が異なります。
  • 「実行時にジョブ実行ホストへ転送する」を選択した場合
    ajswsvgetWSDLコマンドを実行して採取します。
    ajswsvgetWSDLコマンドの詳細については,「14. コマンド ajswsvgetWSDL(Windows限定)」を参照してください。
  • 「事前にジョブ実行ホストへ配置する」を選択した場合
    WSジョブ実行ホストに配置したWSDLファイルを手動で採取します。

(5) JP1/AJSの運用でトラブルが発生した場合に採取する情報

JP1/AJSの運用でトラブルが発生した場合に採取する情報が必要です。

JP1/AJSの運用でトラブルが発生した場合に採取する情報については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 トラブルシューティング」またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド」のトラブルシューティングについて説明している章を参照してください。

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