JP1/Automatic Job Management System 3 操作ガイド
ジョブネットに定義したユニットを別のジョブネットに移動する手順を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) ユニットだけを移動する
- (2) ユニットと関連線を移動する
ジョブネットに定義したユニットだけを別のジョブネットに移動する手順を次に示します。
- [ジョブネットエディタ]ウィンドウのマップエリアに,移動したいユニットが含まれるジョブネットを表示する。
- [排他編集]がチェックされた状態にする。
- 次に示すどれかの方法で,操作対象のユニットのアイコンを選択する。
- 一つだけ選択したい場合
- アイコンをクリックする。
- 複数選択したい場合
- マウスドラッグによってアイコンを範囲指定する。または,[Ctrl]キーを押しながらユニットをクリックする。
なお,選択状態を解除したい場合,一つのアイコンを選択しているときは,そのアイコンをクリックします。複数アイコンを選択しているときは,[Ctrl]キーを押しながら選択状態のアイコンをクリックします。
- すべて選択したい場合
- [編集]-[すべて選択]を選択する。または,[Ctrl]キーを押しながら[A]キーを押す。
- [ジョブネットエディタ]ウィンドウで,[編集]-[切り取り]を選択する。
- 移動先となるジョブネットを,[ジョブネットエディタ]ウィンドウのマップエリアに表示する。
- [排他編集]がチェックされた状態にする。
- [編集]-[貼り付け]を選択する。
アイコンが移動されます。移動位置は,手順3で選択したアイコンの数によって異なります。
- 一つのアイコンを選択した場合
- マップエリアで最後にクリックされた位置に移動されます。
なお,移動時は,ユニット名が重複しないようユニット名が変更されます。
- 複数のアイコンを選択した場合
- マップエリアで最後にクリックされた位置を基準に,自動計算された位置に移動されます。
- 注意事項
- [切り取り]を実行したあとで,[ジョブネットエディタ]ウィンドウを閉じたり,排他編集を解除したりしても[貼り付け]は実行できます。ただし,別の[ジョブネットエディタ]ウィンドウで排他編集されていたり,別のウィンドウから参照されていたりする場合,[貼り付け]は実行できません。
- [コピー]または[切り取り]を実行したユニットがジョブネットコネクタの場合,貼り付け先のジョブネットコネクタの[接続先のジョブネット]はそのままであるため,接続関係が成り立たなくなることがあります。[貼り付け]の実行後に確認してください。
- 補足事項
- ユニットの移動時は,そのユニットに定義されている属性も同時に移動されます。
- ユニットの移動時は,関連線は解除されます。
複数のユニットを移動するときに,ユニット間の関連線も移動する場合の手順を次に示します。
- [ジョブネットエディタ]ウィンドウのマップエリアに,移動したいユニットが含まれるジョブネットを表示する。
- [排他編集]がチェックされた状態にする。
- 次に示すどちらかの方法で,操作対象のユニットのアイコンを選択する。
- 複数選択したい場合
- マウスドラッグによってアイコンを範囲指定する。または,[Ctrl]キーを押しながらユニットをクリックする。
なお,選択状態を解除したい場合,[Ctrl]キーを押しながら選択状態のアイコンをクリックします。
- すべて選択したい場合
- [編集]-[すべて選択]を選択する。または,[Ctrl]キーを押しながら[A]キーを押す。
- [編集]-[切り取り]を選択する。
- [ジョブネットエディタ]ウィンドウのマップエリアに,移動先となるジョブネットを表示する。
- [排他編集]がチェックされた状態にする。
- [編集]-[貼り付け(拡張)]を選択する。
アイコンが移動されます。移動位置は,マップエリアで最後にクリックされた位置から,移動元と同じ配置で移動されます。なお,移動元と同じ配置で移動できない場合は,移動元と同じ配置で移動できる位置から移動されます。
なお,移動時は,ユニット名が重複しないようユニット名が変更されます。
- 注意事項
- [切り取り]を実行したあとで,[ジョブネットエディタ]ウィンドウを閉じたり,排他編集を解除したりしても[貼り付け(拡張)]は実行できます。ただし,別の[ジョブネットエディタ]ウィンドウで排他編集されている場合,[貼り付け(拡張)]は実行できません。
- 補足事項
- ユニットの移動時は,そのユニットに定義されている属性も同時に移動されます。
Copyright (C) 2009, 2014, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, 2014, Hitachi Solutions, Ltd.