JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1
論理ホスト環境のJP1/AJS3サービスを起動および終了時にJP1/AJS3を制御する設定方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) キューレスエージェントサービス,キューレスファイル転送サービスの設定
- (2) JP1/AJS3 Check Managerサービス,JP1/AJS3 Check Agentサービスの設定
- (3) JP1/AJS3の起動時にJP1/AJS3のプロセスの状態を出力する設定
- (4) JP1/AJS3が起動および停止するまでの待ち時間を調整する
(1) キューレスエージェントサービス,キューレスファイル転送サービスの設定
キューレスエージェントサービス,キューレスファイル転送サービスの起動および停止については,「17.2.5 キューレスジョブ実行環境の設定」を参照してください。
(2) JP1/AJS3 Check Managerサービス,JP1/AJS3 Check Agentサービスの設定
JP1/AJS3 Check Managerサービス,JP1/AJS3 Check Agentサービスの起動および停止の設定方法について説明します。
(a) JP1/AJS3 Check Managerサービス,JP1/AJS3 Check Agentサービスの起動を設定する
- viなどのエディターで次のファイルを開く。
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_start.cluster- ファイルに記述されている,次の網掛け部分を削除する。
- ファイルを閉じる。
(b) JP1/AJS3 Check Managerサービス,JP1/AJS3 Check Agentサービスの停止を設定する
- viなどのエディターで次のファイルを開く。
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop.cluster- ファイルに記述されている,次の網掛け部分を削除する。
- ファイルを閉じる。
(3) JP1/AJS3の起動時にJP1/AJS3のプロセスの状態を出力する設定
JP1/AJS3の起動時にJP1/AJS3のプロセスの状態を出力する設定方法について説明します。
- viなどのエディターで次のファイルを開く。
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_start.cluster- ファイルに記述されている,次の網掛け部分を削除する。
- ファイルを閉じる。
(4) JP1/AJS3が起動および停止するまでの待ち時間を調整する
(a) JP1/AJS3が起動するまでの待ち時間を調整する
jajs_start.clusterコマンドは,JP1/AJS3の起動を確認するまで最大で60秒待ちます。ISAMファイル自動再編成機能の設定をした場合などには,JP1/AJS3が60秒以内に起動しないおそれがあります。この場合は,JP1/AJS3の起動を確認するまでの待ち時間を調整する必要があります。
JP1/AJS3の起動時間が140秒掛かる場合を例として,JP1/AJS3の起動を確認するまでの待ち時間の設定方法について説明します。
- viなどのエディターで次のファイルを開く。
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_start.cluster- ファイルに記述されている,次の網掛け部分を変更する。
- ファイルを閉じる。
(b) JP1/AJS3が停止するまでの待ち時間を調整する
jajs_stop.clusterコマンドはJP1/AJS3の停止を確認するまで最大で60秒待ちます。JP1/AJS3が60秒以内に停止しない場合は,JP1/AJS3の停止を確認するまでの待ち時間を調整する必要があります。
JP1/AJS3の停止に140秒掛かる場合を例として,JP1/AJS3の停止を確認するまでの待ち時間の設定方法について説明します。
- viなどのエディターで次のファイルを開く。
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop.cluster- ファイルに記述されている,次の網掛け部分を変更する。
- ファイルを閉じる。
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