JP1/Automatic Job Management System 3 構築ガイド1
ここでは,JP1/AJS3をディザスター・リカバリー運用する場合のセットアップの流れについて説明します。
なお,ディザスター・リカバリー運用の概要については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 3 運用ガイド 12.1 JP1/AJS3のディザスター・リカバリー運用」を参照してください。
JP1/AJS3をディザスター・リカバリー運用する場合の,セットアップの流れを次の図に示します。
図9-1 ディザスター・リカバリー運用のセットアップの流れ
セットアップを開始する前に次の点を確認します。
- コピー・ミラーリング機能を使用できる共有ディスクが用意されているか。
前提製品や関連製品をメインサイトとリモートサイトの論理ホスト環境に構築する場合は,ディスクのコピー・ミラーリング機能に対応している製品だけをコピーの対象にしてください。
- 共有ディスク間のコピーが停止しているか。
停止されていない場合は,ハードウェアの操作で共有ディスク間のコピーを停止してください。
- リモートボリュームが書き込みできる状態になっているか。
手順については,使用しているハードウェアのマニュアルを参照してください。
メインサイトおよびリモートサイトのセットアップ手順の詳細については,次の個所を参照してください。
- メインサイトのセットアップ
「9.2.1 メインサイトのセットアップ」
- リモートサイトのセットアップ
「9.2.2 リモートサイトのセットアップ」
また,JP1/AJS3 - Agentのセットアップ手順の詳細については,必要に応じて「9.3 JP1/AJS3 - Agentのセットアップ」を参照してください。
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