JP1/Integrated Management - Message Optimizer
ファイアウォールの通過方向を次の表に示します。なお,JP1/IM - MOは,パケットフィルタリング型,NAT(スタティックモード)型のファイアウォールに対応しています。
表C-2 ファイアウォールの通過方向
プログラム名 サービス名 ポート番号 ファイアウォールの通過方向 JP1/IM - MO jp1immoa 22370/tcp JP1/IM - MO Assistant → JP1/IM - MO JP1/IM - Manager DB Server なし 20700/tcp JP1/IM - MO → JP1/IM - Manager DB Server JP1/IM - MO(jmotagent.exe) なし ANY※/tcp JP1/IM - Manager DB Server → JP1/IM - MO
- (凡例)
- → :コネクション確立時の接続方向を示します。
- 注※
- OSによって割り当てられる空きポート番号を使用します。この場合に使用するポート番号の範囲は,OSによって異なります。
- JP1/IM - MOが動作するホスト上で動作しているWindowsファイアウォールを設定する例を次に示します。
表C-3 JP1/IM - MOが動作するホスト上で動作しているWindowsファイアウォールを設定する(Windows Server 2003の場合)
> netsh firewall add allowedprogram program="JP1/IM - MOインストール先フォルダ\bin\jmotagent.exe" name="JP1/IM - MO (jmotagent.exe)" mode=ENABLE表C-4 JP1/IM - MOが動作するホスト上で動作しているWindowsファイアウォールを設定する(Windows Server 2008の場合)
> netsh advfirewall firewall add rule name="JP1/IM - MO (jmotagent.exe)" dir=in action=allow program="JP1/IM - MOインストール先フォルダ\bin\jmotagent.exe" enable=yes protocol=tcpコネクション確立時は,表中のポート番号を,接続を受ける側(矢印が向いている側)が使用します。接続する側は,OSによって割り当てられる空きポート番号を使用します。この場合に使用するポート番号の範囲は,OSによって異なります。
なお,ファイアウォールサーバホスト上にJP1/IM - MOをインストールする場合は,同一ホスト内での通信もファイアウォールによる通信制限の対象となる場合がありますので,この場合,同一ホスト内でも表中のポート番号で通信できるように設定してください。
ファイアウォールの基礎知識については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 構築ガイド」を参照してください。具体的なファイアウォールの設定方法については,ファイアウォールのマニュアルを参照してください。
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