JP1/Integrated Management - Message Optimizer

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12.13 [変換フォーマット定義]ダイアログ

[変換フォーマット定義]ダイアログでは,新しく変換フォーマットを追加したり,定義済みの変換フォーマットを編集したりします。

[変換フォーマット定義]ダイアログを次の図に示します。

図12-22 [変換フォーマット定義]ダイアログ

[図データ]

表示項目を次に示します。

「変換フォーマット名」
定義している変換フォーマット名が表示されます。

[名前変更]ボタン
変換フォーマット名を変更する場合にクリックします。
クリックすると,[変換フォーマット名変更]ダイアログが表示されます。

「変換フォーマット」
変換フォーマットを定義します。

「先頭区切」
メッセージテキストの前に,区切り情報が必要な場合に32バイト以内の文字列で指定します。デフォルトは空白です。

「行番号」
要素の行番号が表示されます。

「種別」
変換したメッセージに出力する要素種別を選択します。
一つの変換フォーマットの定義内で,同じ要素種別を複数選択できます。
項目 意味
空白 未選択の状態です。
メッセージテキスト メッセージ本文です。
メッセージID メッセージIDです。
日時 日付(年/月/日)と時刻(時/分/秒)を合わせた情報です。
日付 日付(年/月/日)だけの情報です。
年だけの情報です。
月だけの情報です。
日だけの情報です。
曜日 曜日だけの情報です。
時刻 時刻(時/分/秒)だけの情報です。
時だけの情報です。
分だけの情報です。
秒だけの情報です。
情報フィールド1〜15 日付情報,メッセージID,メッセージテキスト以外の情報です。
ユーザー定義情報フィールド1〜15 日付情報,メッセージID,メッセージテキスト以外の情報です。任意のフィールド名を設定できます。

「形式」
区切り情報によってメッセージを分割する要素の形式を選択します。
「種別」で選択した要素によって選択できる形式が変わります。「種別」と選択できる形式を次に示します。
種別 選択できる形式
空白(未選択の状態)
メッセージテキスト 文字列
メッセージID 文字列
日時 YYYY/MM/DD hh:mm:ss
YYYY-MM-DD hh:mm:ss
日付 YYYY/MM/DD
YYYY-MM-DD
YY/MM/DD
DD/MMM/YYYY
時刻 hh:mm:ss
hh:mm:ss.sss
hh:mm:ss.ssssss
曜日 DDD(英字3文字)
漢字1文字
YYYY
YY
和暦(英字)
和暦(漢字)
MM
MMM(英字3文字)
DD
hh
mm
ss
ss.sss
ss.ssssss
情報フィールド1〜15 文字列
ユーザー定義情報フィールド1〜15 文字列

「長さ」
変換したメッセージの各要素の出力カラム位置をそろえる場合に,各要素の文字列長を1〜1,023までの数値で指定します。

「後区切」
メッセージを分割する際に,要素と要素の間,またはメッセージの終端の区切り情報を32バイト以内の文字列で指定します。

「プレビュー」
「サンプルメッセージ」から選択したメッセージを要素単位に分割した内容が表示されます。基本フォーマット定義で定義した日付情報の種別/形式を変換後変換フォーマット定義で変更している場合は,日付変換後の内容で表示されます。

[プレビュー]ボタン
「サンプルメッセージ」でサンプルメッセージを選択してクリックすると,選択したサンプルメッセージを変換フォーマットに設定されている内容に従って分割した文字列を「プレビュー」に表示します。また,分割したメッセージを合成したものを「変換後のメッセージ」に表示します。
[基本フォーマット定義]ダイアログの[フィールド設定]タブに設定した値については,サンプルメッセージ中には値がないため,次の値が表示されます。
  • フィールドの種別が,情報フィールドまたはユーザー定義情報フィールドの場合は設定した属性名がそのまま表示されます。
    ただし,次の表に示すものについては,属性名とは異なるものが表示されます。
    フィールドに割り当てた情報 表示される値
    取得元種別 取得情報
    基本属性 登録時刻 プレビュー実行時のJP1/IM - MO Assistantがインストールされているマシンの時刻
    到着時刻
    拡張属性(共通情報) 開始時刻
    終了時刻
  • フィールドの種別が日時の場合は,プレビュー実行時のJP1/IM - MO Assistantがインストールされているマシンの時刻を,変換フォーマット定義で指定した形式(YYYY/MM/DD hh:mm:ssなど)に変換した文字列が表示されます。

[ユーザー定義情報フィールド]ボタン
ユーザー定義情報フィールド名を確認または変更する場合にクリックします。クリックすると,[ユーザー定義情報フィールド一覧]ダイアログが表示されます。

[行挿入]ボタン
要素を挿入します。

[行削除]ボタン
選択した位置の要素を削除します。

「変換後のメッセージ」
分割したメッセージを合成したものが表示されます。

「サンプルメッセージ」
定義されているすべてのイベントソースのサンプルメッセージが表示されます。最初にイベントソース50件分に相当するサンプルメッセージ(最大150件)が表示されます。それ以上は,表示する際に,イベントソース50件分ずつ,対応するサンプルメッセージが取得され,追加されます。

[適用先システムの[全てのシステム]に対してこの変換フォーマットを適用する]
このダイアログで定義している変換フォーマットを適用先システム「全てのシステム」で選択する場合にチェックします。
すでに別の変換フォーマットが「全てのシステム」で選択されていた場合は,チェックされていない状態になります。

注意事項
09-10以降のバージョンのJP1/IM - MO Assistantから09-10以前のJP1/IM - MOに接続している場合,[ユーザー定義情報フィールド]ボタンは非活性になります。

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