JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1/IM - MOは,クラスタシステムでの運用に対応しています。クラスタシステムとは,複数のサーバシステムを連携して一つのシステムとして運用するシステムです。一つのサーバで障害が発生しても,別のサーバで業務を継続できるようにすることを目的としています。JP1/IM - MOをクラスタシステムで運用することにより,サーバ障害などが発生しても実行系から待機系に処理を引き継ぎ,メッセージ変換処理を継続できます。
クラスタシステムでJP1/IM - MOを運用する場合の構成例を次の図に示します。
図5-1 クラスタシステムでのJP1/IM - MOの構成例
なお,このマニュアルでは,フェールオーバーの単位を意味する用語として「論理ホスト」を使います。クラスタソフトやアプリケーションによっては「グループ」や「パッケージ」などの用語が使われています。クラスタソフトのマニュアルなどを参照し,対応する用語を確認してください。
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