JP1/Integrated Management - Message Optimizer

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2.9.1 リリース許可とリリース

メッセージ変換は,「リリース許可」,「リリース」の2段階で実行します。

  1. リリース許可
    リリースする前に,どの定義をリリースするか決めておきます。これを「リリース許可」といいます。
    次の図を例に説明します。

    図2-20 リリース許可の例

    [図データ]

    完了している定義の内容は次のとおりです。
    イベントソースに,変換メッセージ群1と2が定義されています。
    変換フォーマットが定義されています。
    適用先システムAが定義されており,変換メッセージ群だけ適用先システムAに,ほかの定義は適用先システムA以外の適用先システムに結びついています。
    ここで,変換メッセージ群1と変換フォーマットだけをリリースしたいとき,変換メッセージ群1,変換フォーマット,およびすべての適用先システムの定義をリリース許可します。

    図2-21 リリース許可した例

    [図データ]

    リリース許可した定義は,「リリース許可」状態に変わります。
  2. リリース
    手順1でリリース許可した定義を,一括でリリースします。

    図2-22 リリースした例

    [図データ]

    リリースした定義は,「リリース」状態に変わります。
    これで,リリースした定義に基づいたメッセージ変換が開始されます。

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