JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1/IM - MOは,JP1/IM - Managerが監視するシステムのメッセージに対して定義します。よって,定義が適用される範囲は,JP1/IM - Managerが監視するシステムすべてです。
図2-13 定義の適用範囲
定義を適用する範囲を「適用先システム」といいます。
この適用先システムの仕組みを利用して,定義の適用範囲を限定できます。
例えば次の図のように,JP1/IM - Managerのシステム内にテスト環境を一時的に設け,テスト環境で出力されるメッセージAのテキストにだけ「テスト中」と表示されるように設定できます。
図2-14 メッセージ変換の適用先
適用先システムは,デフォルトではJP1/IM - Managerが監視するシステムすべてです。定義の適用範囲を限定したい場合だけ,適用先システムを定義します。
適用先システムを定義する方法は次の二つです。
- GUIを利用して定義する。
JP1/IM - MO Assistantを利用して発行元と適用先システムを定義できます。
- IM構成管理情報や,システム構成定義ファイルを利用して一括定義する。
JP1/IM - Managerで管理しているホスト名やシステムの階層構成情報をエクスポートしたIM構成管理情報や,JP1/IM - MOの発行元や適用先システムの定義情報をエクスポートしたシステム構成定義ファイルをインポートして定義できます。
- <この節の構成>
- 2.5.1 GUIを利用して発行元と適用先を定義する
- 2.5.2 定義ファイルを利用して発行元と適用先を一括で定義する
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