JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド

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付録C.3 コネクションの接続状態

JP1/IMの各ポート番号の,コネクションの接続状態を次の表に示します。

表C-3 コネクションの接続状態

サービス名 ポート番号 コネクションの接続状態
jp1imevtcon 20115/tcp [ログイン]画面から[イベントコンソール]画面へログイン時にコネクションを接続し,[イベントコンソール]画面をログアウトするまでの間コネクションを維持します。
通信エラーや強制的なコネクションの切断が発生した場合,KAVB1200-E のメッセージを出力します。この場合,[ユーザー環境設定]画面の[表示内容の自動更新]に「する」を設定している場合は,KAVB1200-E のメッセージの[OK]ボタンをクリックすることで再度コネクションを接続します。
[ユーザー環境設定]画面の[表示内容の自動更新]に「しない」を設定している場合は,[イベントコンソール]画面の[最新情報に更新]ボタンをクリックすることで再度コネクションを接続します。
jp1imcmda 20238/tcp [コマンド実行]画面起動時にコネクションを接続し,[コマンド実行]画面を閉じるまでの間コネクションを維持します。
通信エラーや強制的なコネクションの切断が発生した場合,KAVB0414-E のメッセージを出力します。この場合,[コマンド実行]画面でコマンド実行を再度実行することで再度コネクションを接続します。
jp1imcss 20305/tcp [ログイン]画面から[監視ツリー]画面へのログイン時にコネクションを確立し,ログアウトまでの間コネクションを維持します。
通信エラーや強制的なコネクションの切断が発生した場合,KAVB6241-E,またはKAVB6251-E のメッセージを出力します。メッセージの[OK]ボタンをクリックすることで再度コネクションを確立します。
jp1cmnaming 22301/tcp サービス起動時にコネクションを確立し,サービス終了までの間コネクションを維持します。
JP1/IM - View(JP1/IM - Central Information Master連携部分)の操作で[ログイン]画面から[システム構成定義]画面へのログイン時にコネクションを確立し,ログアウトまでの間コネクションを維持します。
通信エラーや強制的なコネクションの切断が発生した場合,KAJT00016-E のメッセージをエラーダイアログボックスに出力します。メッセージの[OK]ボタンをクリックすることで,[ログイン]画面が表示され,ログインに成功すると再度コネクションを確立します。
jp1cmsessmgr 22302/tcp
jp1cmobjprov 22303/tcp
jp1cminfocol 22304/tcp
jp1imidm 23044/tcp インシデント登録サービス起動時にインシデント登録定義に設定されているJP1/IM - Incident Masterのホストに対して接続をし,次の契機で切断するまでコネクションを維持します。
  • インシデント登録定義ファイルに設定されているJP1/IM - Incident Masterのホストが変更された場合
  • 相関機能が休止状態になった場合
  • JP1/IM - Managerを停止する場合
jp1imeds 23045/tcp 次に示すインシデント登録サービスに関係するコマンドや処理の実行時にコネクションを確立し,コマンドまたは処理の実行が終了するまでの間コネクションを維持します。
  • jcoedsstatusコマンド
  • jcochdiscコマンド
  • jcisetfilterコマンド(JP1/IM - Incident Master提供コマンド)
  • イベント取得フィルターの更新(JP1/IM - Viewの[システム環境設定]画面,jcochfilterコマンド)
    イベント取得フィルターの更新の場合,イベントコンソールサービスとインシデント登録サービス間でコネクションを張り,更新処理が終わると切断します。
jp1imegs 20383/tcp 次に示す相関イベント発行サービスに関係するコマンドや処理の実行時にコネクションを確立し,コマンドまたは処理の実行が終了するまでの間コネクションを維持します。
  • jcoegschangeコマンド
  • jcoegsstatusコマンド
  • jcoegsstartコマンド
  • jcoegsstopコマンド
  • イベント取得フィルターの更新(JP1/IM - Viewの[システム環境設定]画面,jcochfilterコマンド)
    イベント取得フィルターの更新の場合,イベントコンソールサービスと相関イベント発行サービス間でコネクションを張り,更新処理が終わると切断します。
jp1rmregistry 20380/tcp JP1/IM - Viewからのログイン時にコネクションを確立し,JP1/IM - Viewでログアウトするまでの間コネクションを維持します。
jp1rmobject 20381/tcp JP1/IM - Viewからのログイン時にコネクションを確立し,JP1/IM - Viewでログアウトするまでの間コネクションを維持します。
JP1/IM-Manager DB Server 20700/tcp JP1/IM-Manager DB Serverが起動されている状態で,JP1/IM-Managerサービスの起動時にコネクションを確立し,停止時までコネクションを維持します。
jp1imcf 20702/tcp 次に示すJP1/IM - Managerに関するサービスの起動時,JP1/IM - Viewによるログイン時やコマンドの実行時にIM構成管理サービスとコネクションを確立し,サービス,操作,またはコマンドの実行が終了するまでの間コネクションを維持します。
  • IM構成管理サービス
  • JP1/IM - Viewで[ログイン]画面から[IM構成管理]画面へのログイン時から[IM構成管理]画面をログアウトするまでの間
  • jcfimportコマンド
  • jcfexportコマンド
JP1/IM - Viewとの通信エラーや強制的なコネクションの切断が発生した場合,KNAN20101-Eのメッセージを出力します。この場合,IM構成管理サービスが正常に起動していることを確認したあと,KNAN20101-Eのメッセージの[OK]ボタンをクリックすることで再度コネクションを接続します。
jp1imfcs 20701/tcp 次に示すJP1/IM - Managerに関するサービスの起動時やコマンドの実行時にイベント基盤サービスとコネクションを確立し,サービスまたはコマンドの実行が終了するまでの間コネクションを維持します。
  • イベントコンソールサービス
  • 自動アクションサービス
  • セントラルスコープサービス
  • インシデント登録サービス
  • 相関イベント発行サービス
  • jcoevtreportコマンド
  • jcohctestコマンド
  • jcoimdefコマンド
  • jcastatusコマンド
  • jcachangeコマンド
  • jcoegschangeコマンド
  • jcoegsstartコマンド
  • jcoegsstatusコマンド
  • jcoegsstopコマンド

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