JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド
業務グループでできることをまとめた一覧を次の表に示します。
表6-23 業務グループの機能一覧
機能名 業務グループでできること IM構成管理 [IM構成管理]画面の[業務グループ]ページを使用して,次に示す項目を設定する。
- 業務グループの設定
- 業務グループの登録・編集・削除・一覧表示,および業務グループの基本情報の表示
業務グループを登録するには,基本情報として業務グループ名の設定が必要である。また,任意でJP1資源グループ名およびコメントの編集ができる。
- 所属するホストの登録・登録解除・一覧表示
- 監視グループの設定
- 監視グループの登録・編集・削除・ツリー表示
監視グループを登録するには,基本情報として監視グループ名の設定が必要である。なお,監視グループ名はあとから変更できる。また,任意でコメントの編集ができる。
- 所属するホストの登録・登録解除・一覧表示
コマンドを使用して,業務グループの基本情報をインポート・エクスポートする。
- インポート:jcfimportコマンドを使用する。
- エクスポート:jcfexportコマンドを使用する。
業務グループの変更をセントラルコンソール※に自動的に通知し,[イベントコンソール]画面に最新の業務グループを反映する。 [IM構成管理]画面の[操作]メニューから[業務グループ]−[セントラルスコープ監視ツリー反映]を選択するか,jcfmkcsdataコマンドを使用して,業務グループで定義したツリー構成をセントラルスコープの監視ツリーに反映する。 業務グループの編集および反映を行うための更新権を取得する。 セントラルコンソール JP1ユーザーが持つ業務グループへの参照・操作権限によって次の項目を制限する。※
- JP1イベントの参照・操作
- アクション結果の参照・操作
- コマンドの実行先ホスト
ホスト名の代わりに業務グループを指定することで,構成変更のたびにホスト名を変更する手間を省くことができる。 注※ セントラルコンソールで業務グループの参照・操作を制限するには,セントラルコンソールで業務グループの参照・操作制限を有効にする必要があります。詳細については,「3.1.4 業務グループの参照・操作制限の仕組み」を参照してください。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.