JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド

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1.4.4 障害の対策

問題個所や要因を確認できたら,問題を対策します。

問題の対策後,正常に稼働していることが確認できたら,セントラルスコープ上の監視ツリーの状態を「初期状態」に戻します。状態変更の操作は,それぞれの監視オブジェクトおよび監視グループで行えます。個別に「初期状態」に戻す場合は監視オブジェクトを,配下にある監視オブジェクトの状態を一括して「初期状態」に戻す場合には監視グループを選択して状態を変更します。

なお,問題を対策するまでの間に,ほかのリソースで障害が発生しているおそれもあります。状態を戻す場合は,障害状態のノードの検索などによって監視グループ全体が正常であることを確認しながら操作してください。

IM構成管理を使用している場合は,障害の対策として,IM構成管理・ビューアーを操作してシステムの階層構成(IM構成)を変更できます。

図1-22 IM構成管理を使用する場合のシステム監視とシステム構成の変更の流れ(運用時)

[図データ]

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