Cosminexus SOAPアプリケーション開発ガイド
次のJavaメソッドに対して,Java2WSDLコマンドを実行したときに生成されるWSDLの例を示します。
public UserData getUserData(String user_no);
WSDLのスタイルで「RPC」,use属性で「LITERAL」を指定した場合に生成されるWSDLの一部とSOAPメッセージの例を示します。
図3-6 RPC/LITERALを指定した場合のWSDLの生成例
WSDLのoperation要素のname属性値が,SOAPメッセージのボディ直下の要素に対応します(図の(1))。WSDLのpart要素が,SOAPメッセージのオペレーション名を表す要素(<getUserData>)の子要素に対応します(図の(2))。
また,WSDLのbinding要素以下のstyle属性が"rpc",use属性が"literal"になります。
WSDLのスタイルで「RPC」,use属性で「ENCODED」を指定した場合に生成されるWSDLの一部とSOAPメッセージの例を示します。
図3-7 RPC/ENCODEDを指定した場合のWSDLの生成例
WSDLのoperation要素のname属性値が,SOAPメッセージのボディ直下の要素に対応します(図の(1))。WSDLのpart要素が,SOAPメッセージのオペレーション名を表す要素(<getUserData>)の子要素に対応します(図の(2))。SOAPメッセージにはエンコード情報(xsi:type="xsd:string")が含まれます。
また,WSDLのbinding要素以下のstyle属性が"rpc",use属性が"encoded"になります。
WSDLのスタイルで「DOCUMENT」,use属性で「LITERAL」を指定した場合に生成されるWSDLの一部とSOAPメッセージの例を示します。
図3-8 DOCUMENT/LITERALを指定した場合のWSDLの生成例
WSDLのpart要素のelement属性で参照している要素(図の(1))が,SOAPメッセージのボディの子要素に対応します(図の(2))。
また,WSDLのbinding要素以下のstyle属性が"document",use属性が"literal"になります。
図3-9 wrapped形式のWSDLの例
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