Cosminexus 機能解説
互換用のサーバの動作モードには次の二つがあります。
それぞれの動作モードについて説明します。
ベーシックモードは,J2EEサーバモードの一つです。単一のデータベースだけのリソースをトランザクションで使用するシステムに適用できます。旧バージョンとの互換性を重視したモードです。
なお,ベーシックモードは,1.4モード(06-71までのスタンダードモードまたはアドバンスドモード)に比べて,使用できる機能に制限があります。J2EEサーバモードを使用する場合は,1.4モードを使用することを推奨します。
1.4モードまたはベーシックモードではJ2EEコンテナ(EJBコンテナとWebコンテナ)を利用します。一方,サーブレットエンジンモードは,Webアプリケーションだけを動作させる(Enterprise Beanを使用しない)場合など,Webコンテナ部分だけを使用する構成のときに利用できる動作モードです。サーブレットエンジンモードでは,サーブレットエンジンだけが単独で動作します。サーブレットエンジンとは,サーブレット実行機能,JSP実行機能を持つサーバのことです。
このモードでは,WebアプリケーションからはJava Servlet Specification v2.3,JavaServer Pages Specification v1.2に示すAPIおよびCosminexus DABroker Libraryを通じ,Sun JDBC API仕様に従った方法によるデータベースアクセスが利用できます。
なお,サーブレットエンジンモードで実行したときのサーバをWebコンテナサーバと呼びます。
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