Cosminexus 機能解説
J2EEアプリケーション実行時間の監視とは,EJBおよびWebアプリケーションのリクエスト実行時間を監視する機能です。J2EEアプリケーション実行時間の監視機能によって,J2EEアプリケーションで無限ループなどの障害発生を検知すると,一定時間内に終了しなかったメソッド処理をタイムアウトしてユーザに通知し,さらにメソッドキャンセル機能によって使用中のトランザクションの強制決着とメソッドのキャンセルを実施できます。
J2EEアプリケーション実行時間の監視機能には,メソッドタイムアウト機能と,メソッドキャンセル機能があります。
なお,メソッドタイムアウト機能およびメソッドキャンセル機能では,ログ情報としてスレッドダンプを出力します。出力されたスレッドダンプのファイル数は,リソース枯渇監視機能で監視できます。リソース枯渇監視機能については,「17.7 リソースの枯渇監視」を参照してください。
J2EEアプリケーション実行時間の監視機能について次の図に示します。
図19-1 J2EEアプリケーション実行時間の監視機能の概要
図中のコマンドについて説明します。
なお,これらのコマンドについては,マニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。
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