Cosminexus 機能解説
ここでは,トラブルシュートのために取得できる資料の概要を説明します。資料の詳細や資料の取得方法については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」を参照してください。
トラブルシューティングに必要な資料は,発生したトラブルの種別によって異なります。例えば,エラーメッセージが出力されたのか,Cosminexusのサーバプロセスが異常終了したのかによって,必要な資料は異なります。また,トラブルの内容によっては保守員に連絡する必要があります。保守員とは,ご購入契約に基づくお問い合わせ窓口のことです。トラブルシューティングに必要な資料は,資料を保守員へ送付するときのタイミングによって,一次送付資料と二次送付資料に分類されます。
取得できる資料の詳細,およびほかに取得できる資料については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」の取得が必要な資料の種類に関する説明を参照してください。
トラブルシューティングに必要な資料は,個別に取得したり,snapshotログとして一括して取得したりできます。トラブルシューティングに必要な資料の取得については,マニュアル「Cosminexus システム運用ガイド」の資料の取得に関する説明を参照してください。
なお,資料によっては,事前に取得のための設定をしておく必要があります。例えば,OSの統計情報,ユーザダンプなどは,システム構築時に取得のための設定をしておかないと,取得できません。これらの資料はトラブルシューティングで必要となるため,取得することをお勧めします。
デフォルトの設定で取得できる資料についても,ログファイルの出力先,ログファイルの面数や1ファイル当たりの最大サイズなどを変更できます。必要に応じて,資料取得の設定を変更してください。
また,デフォルトの設定ではsnapshotログとして収集できない資料でも,その資料の取得先をsnapshotログの収集対象として定義することで,snapshotログとして一括収集できるようになります。
トラブルシューティングに必要な資料取得の設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のトラブルシューティングの資料取得の設定に関する説明を参照してください。
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