Cosminexus 機能解説
性能解析トレースのルートアプリケーション情報を取得する機能の概要および実装方法を説明します。
ルートアプリケーション情報とは,性能解析トレース機能で取得した情報のうち,リダイレクタまたはEJBクライアントで取得した情報をいいます。APIを使用して,ルートアプリケーション情報の文字列表現を取得する機能をJ2EEアプリケーションおよびバッチアプリケーションに実装できます。実装すると,取得した文字列表現をログファイルなどに記録することで,任意のタイミングで性能解析トレースファイルとの突き合わせができるため,トラブル発生時のトラブルシュートに役立ちます。
性能解析トレースのルートアプリケーション情報の取得機能を実装するには,CprfTraceクラスを使用します。CprfTraceクラスを使用するには,次のパスをクラスパスに指定してコンパイルします。
<Cosminexusのインストールディレクトリ>\CC\lib\ejbserver.jar
CprfTraceクラスの詳細については,マニュアル「Cosminexus リファレンス API編」を参照してください。
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