Cosminexus 機能解説

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16.7.1 リソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定で使用する構築支援機能

リソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定をするには,サーバ管理コマンドまたはServer Plug-inを使用します。

<この項の構成>
(1) サーバ管理コマンドでの設定
(2) Server Plug-inでの設定

(1) サーバ管理コマンドでの設定

サーバ管理コマンドとは,リソースやJ2EEアプリケーションを設定するためのCUIです。リソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定を,コマンドを使用して実行します。GUIでの対話処理が不要な場合などの運用環境の操作に適しています。なお,サーバ管理コマンドとServer Plug-inでは設定できる内容に差異があります。機能差異については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。

(2) Server Plug-inでの設定

Server Plug-inとは,リソースアダプタやJ2EEアプリケーションを設定するためのGUIです。Eclipseのプラグインとして提供しているので,リソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定を,Eclipseのビュー上で操作して実施できます。また,Server Plug-inでは,論理サーバの起動や停止もできるため,アプリケーション開発でEclipseを使用している場合は,アプリケーション開発から,J2EEアプリケーションやリソースアダプタの設定,テストまでを一貫してEclipse上で実施できる利点があります。

なお,Server Plug-inの使用は,構築したシステムでプロセスとしてManagement Serverを使用していることが前提となります。このため,Smart Composer機能,または運用管理ポータルで構築したシステムの場合に使用できます。

また,Server Plug-inはUNIX環境では使用できません。実行環境がUNIXの場合で,Server Plug-inを使用した操作を実施したい場合は,別途,uCosminexus Operatorをインストールしたマシンを用意し,Server Plug-inを使用するための設定をしてください。

Server Plug-inでは一部,設定できない項目があります。それらの設定項目については,サーバ管理コマンドを使用して設定します。サーバ管理コマンドおよびServer Plug-inで設定できる項目の一覧については,マニュアル「Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド」を参照してください。