Cosminexus 機能解説
Smart Composer機能を使用してシステムを構築する場合,システムを構築するユーザは,サーバの情報を設定した定義ファイルを作成します。その定義内容を,コマンドを使用してシステム内のすべてのサーバに対して一括で設定します。これによって,最小限の操作でシステムを構築できます。また,Smart Composer機能では,一つの設定情報を基に,複数のサーバを一括で設定します。このため,同じ機能構成・プロセス構成でパターン化されたシステムの構築に適しています。なお,Smart Composer機能で構築したシステムは,一括管理,および一括運用できます。
Smart Composer機能で構築したシステムで使用するリソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定には,サーバ管理コマンドを使用します。
Smart Composer機能でのシステム構築については,「16.2 Management Serverで構築したシステムの概要」を参照してください。サーバ管理コマンドおよびServer Plug-inでのJ2EEアプリケーションやリソースアダプタの設定の概要については,「16.7 リソースアダプタやJ2EEアプリケーションの設定」を参照してください。
Smart Composer機能による設定の流れを次の図に示します。
図16-4 Smart Composer機能による設定の流れ
Smart Composer機能による設定の流れは,次のとおりです。Smart Comopser機能のコマンドで操作します。なお,設定の流れは,バッチアプリケーションの実行環境を構築する場合も同じです。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.