Cosminexus 機能解説

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

15.1.1 バッチアプリケーションの開始方法

バッチアプリケーションを開始するにはcjexecjobコマンドを使用します。cjexecjobコマンドを実行するには,次の三つの方法があります。

  1. cjexecjobコマンドを直接実行する方法
    JP1/AJS2およびBJEXを使用しない場合はこの方法で開始します。
  2. cjexecjobコマンドをJP1/AJS2のジョブとして定義しておき,JP1/AJS2から実行する方法
    JP1/AJS2だけを使用する場合はこの方法で開始します。
  3. cjexecjobコマンドをBJEXのジョブステップとして定義しておき,JP1/AJS2からBJEXのジョブを実行する方法
    JP1/AJS2およびBJEXを使用する場合はこの方法で開始します。

ここでは,2.および3.の方法でバッチアプリケーションを開始するときの,JP1/AJS2およびBJEXのジョブの定義について説明します。

なお,JP1/AJS2やBJEXからバッチアプリケーションを実行する際には,あらかじめバッチサーバを起動しておいてください。

<この項の構成>
(1) JP1/AJS2だけを使用する場合
(2) JP1/AJS2およびBJEXを使用する場合

(1) JP1/AJS2だけを使用する場合

JP1/AJS2と連携する場合,cjexecjobコマンドをJP1/AJS2のUNIXジョブまたはPCジョブとして定義しておきます。JP1/AJS2のジョブの属性を定義する画面の「スクリプトファイル名」「パラメーター」および「実行時のユーザー」の項目には,次に示す内容を設定してください。

なお,JP1/AJS2での設定の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド」を参照してください。

(2) JP1/AJS2およびBJEXを使用する場合

JP1/AJS2およびBJEXと連携する場合,JP1/AJS2およびBJEXにはそれぞれ次の内容を設定してください。