Cosminexus 機能解説
バッチアプリケーション実行機能とは,バッチアプリケーションを実行するための機能です。バッチアプリケーションは,バッチアプリケーション実行機能で提供されているバッチクラスローダ上で実行されます。また,実行中のバッチアプリケーションが出力した内容は,ログ出力機能に出力されます。
バッチアプリケーション実行機能について次の図に示します。
図14-4 バッチアプリケーション実行機能の概要
また,バッチアプリケーション実行機能は,EJBアクセス機能やリソース接続機能と連携できます。
EJBアクセス機能については「14.3 EJBアクセスで使用できる機能」を,リソース接続機能については「14.5 リソース接続とトランザクション管理が提供する機能」を参照してください。
次に,バッチアプリケーションのライフサイクルとバッチアプリケーションを実行するクラスローダについて説明します。
バッチアプリケーションは,cjexecjobコマンドを使用して開始します。次の図を使用して,バッチアプリケーションのライフサイクルについて説明します。
図14-5 バッチアプリケーションのライフサイクル
バッチアプリケーション実行時には,バッチサーバ上でバッチアプリケーション用のクラスローダが生成されます。バッチアプリケーションはクラスローダ上で実行されます。バッチアプリケーション用のクラスローダの構成を次の図に示します。
図14-6 バッチアプリケーションを実行するクラスローダの構成
図のそれぞれのクラスローダについて説明します。
なお,バッチクラスローダ生成時には,バッチクラスローダが生成されたことを示すメッセージが出力されます(メッセージKDJE55013-I)。また,バッチクラスローダがガーベージコレクションされたことを示すメッセージも出力されます(メッセージKDJE55014-I)。
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