バッチアプリケーションの実行環境は次の順序で運用します。
- システムの起動
Smart Composer機能で提供するコマンドを使用して,バッチサーバを含むシステム全体を起動します。バッチアプリケーションからリソースに接続する場合は,DB Connectorも開始します。
- バッチアプリケーションの実行
cjexecjobコマンドを使用してバッチアプリケーションを開始します。
- バッチサーバの停止
Smart Composer機能で提供するコマンドを使用して,バッチサーバを含むシステム全体を停止します。
JP1/AJS2と連携する場合は,JP1/AJS2からバッチサーバおよびバッチアプリケーションを開始できます。また,JP1/AJS2およびBJEXと連携する場合はJP1/AJS2からバッチサーバを,BJEXからバッチアプリケーションを開始できます。
システムの起動および停止の詳細については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」のシステムの開始に関する説明を参照してください。バッチアプリケーションの開始方法については,「15.1 バッチアプリケーションの実行方法」を参照してください。
また,バッチアプリケーションを実行するシステムでは次の運用機能を使用できます。
- システムの日常運用を支援する機能
バッチサーバの稼働状況や,バッチサーバのリソースの使用状況を監視できます。システムの日常運用を支援する機能については,「17. システムの日常運用」を参照してください。
- システムの保守を支援する機能
バッチサーバの障害を検知したときに,トラブルシューティングの資料を取得できます。システムの保守を支援する機能については,「18. システムの保守」を参照してください。
- システムの監査を支援する機能
システムの構築者や運用者がCosminexusのプログラムに対して実行した操作や履歴を出力できます。また,バッチアプリケーションがデータベースにアクセスした際に使用したアカウントを記録できます。システムの監査を支援する機能については,「20. システムの監査」を参照してください。
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