バッチアプリケーションの実行環境は,Cosminexusで提供するSmart Composer機能,サーバ管理コマンド,およびServer Plug-inを使用して構築します。バッチアプリケーションの実行環境の構築手順を次に示します。
- Smart Composer機能を使用してシステムを構築します。
簡易構築定義ファイルでシステム構成を定義し,Smart Composer機能で提供するコマンドを使用して,システムを一括構築します。
- サーバ管理コマンドまたはServer Plug-inを使用して,リソースアダプタを設定します。
バッチアプリケーションからデータベースに接続する場合だけ実施します。
Smart Composer機能,サーバ管理コマンド,およびServer Plug-inについては,「16. システムの構築」を参照してください。また,Smart Composer機能を使用したシステム構築については,マニュアル「Cosminexus 簡易構築・運用ガイド」のバッチアプリケーションを実行するシステムの構築に関する説明を参照してください。
- 注意
- バッチサーバを複数構築する場合,サーバで使用するTCP/IPのポート番号を重複しないよう変更する必要があります。また,バッチサーバはJ2EEサーバで使用しているTCP/IPのポート番号を使用します。複数のバッチサーバを同時に起動する場合,およびバッチサーバとJ2EEサーバを同時に起動する場合は,使用するポート番号が重複しないように設定してください。ポート番号については,マニュアル「Cosminexus システム設計ガイド」を参照してください。
- 参考
- バッチアプリケーションの実行環境は運用管理ポータルを使用して構築することもできます。運用管理ポータルを使用したバッチアプリケーションの実行環境の構築については,マニュアル「Cosminexus 運用管理操作ガイド」のバッチアプリケーションを実行するシステムの構築と削除に関する説明を参照してください。
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