Cosminexus 機能解説

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12.6.2 J2EEサーバ起動時の処理

J2EEサーバでは,SFOサーバの状態を監視するためのスレッドを作成します。これを,SFOサーバ監視スレッドといいます。SFOサーバ監視スレッドは,Webアプリケーションごとに一つ作成され,各Webアプリケーションで使用するSFOサーバのヘルスチェックを実施します。ヘルスチェックは,SFOサーバアプリケーションで用意している,コネクションの状態監視用のビジネスメソッドを呼び出して実施します。コネクションの状態監視のインターバルは3秒です。また,コネクションの状態監視用のビジネスメソッドの呼び出しのタイムアウトには,SFOサーバとの通信タイムアウト時間に設定した時間が適用されます。タイムアウトが発生した場合,SFOサーバはダウンしていると判断され,リトライはされません。

なお,SFOサーバアプリケーションは,Cosminexusで提供しています。SFOサーバアプリケーションの概要については,「12.2.4(1) SFOサーバ」を参照してください。また,SFOサーバ監視スレッドの設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。