Cosminexus 機能解説
JSP事前コンパイル機能を使用している場合の,JSPコンパイル結果のライフサイクルと,JSPコンパイル結果の出力先について説明します。
JSP事前コンパイルを使用している場合のJSPのコンパイル結果のライフサイクルについて説明します。
JSP事前コンパイルを実施すると,JSPワークディレクトリが作成され,JSPコンパイル結果はJSPワークディレクトリに出力されます。ただし,コンパイル対象となるJSPファイルが存在しない場合は,JSPワークディレクトリは作成されません。出力されるファイルは次のとおりです。
ここでは,デフォルトの出力先と,出力先のディレクトリ構成について説明します。
JSP事前コンパイルを実行する場合,コンパイル結果はJSPワークディレクトリに出力されます。デフォルトのJSPワークディレクトリは次の場所になります。
なお,JSPワークディレクトリ名はデフォルト値が設定されていますが,必要に応じて変更できます。JSPワークディレクトリ名の変更については,cjjspcコマンドでJSP事前コンパイルを実施する場合は,マニュアル「Cosminexus アプリケーション開発ガイド」を参照してください。cjstartappコマンドでJ2EEアプリケーションの開始時にJSP事前コンパイルを実施する場合は,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」のJ2EEサーバのカスタマイズに関する説明を参照してください。
JSPコンパイル結果は,JSPワークディレクトリに出力されます。JSPコンパイル結果の出力先ディレクトリ構成を次の図に示します。なお,この図ではJSPワークディレクトリはデフォルトのディレクトリ名となっています。
図4-16 JSPコンパイル結果の出力先ディレクトリ構成(JSP事前コンパイルを実行している場合)
ディレクトリ構成について説明します。
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