Cosminexus 機能解説
クライアントから,存在しないリソースへのアクセスなどがあると,インプロセスHTTPサーバはエラーステータスコードとエラーページを返し,クライアントにはインプロセスHTTPサーバが生成したエラーページが表示されます。インプロセスHTTPサーバでは,このエラーページの代わりに,ユーザが作成したページをクライアントに表示させることができます。これを,エラーページのカスタマイズと呼びます。
インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズを利用することで,特定のステータスコードに対応するエラーページのカスタマイズや,リクエストURLに対応するエラーページのカスタマイズをWebコンテナ単位にまとめて制御できます。また,次に示すようなWebアプリケーションによるエラーページのカスタマイズが実行できない場合でも,エラーページをカスタマイズできます。
インプロセスHTTPサーバが返すエラーステータスコード,およびエラーページのカスタマイズの設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズを実行する場合,javax.servlet.http.HttpServletResponseインタフェースのsendErrorメソッドを使用してレスポンスのステータスコードを設定する必要があります。なお,setStatusメソッドを使用した場合(JSPでsetStatusメソッドを使用した場合など),インプロセスHTTPサーバによるカスタマイズが実行されないことがあります。ただし,sendErrorメソッドを使用しても,Webアプリケーションが次に示すどちらかの条件に該当する場合,インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズは実行されません。
インプロセスHTTPサーバでは,次に示すエラーページのカスタマイズができます。
インプロセスHTTPサーバによるエラーページのカスタマイズに関する注意事項を次に示します。
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