コンテナ拡張ライブラリの概要について説明します。なお，機能の詳細については，「10.　コンテナ拡張ライブラリ」を参照してください。

• コンテナ拡張ライブラリの利用
  コンテナ拡張ライブラリとは，Enterprise Bean，サーブレット，JSPが利用する共通のライブラリです。このライブラリを利用することによって，Enterprise Bean，サーブレット，JSPからユーザ作成の共通のライブラリを呼び出せるようになります。
  

コンテナ拡張ライブラリの機能の目的，およびJ2EE標準との対応について，次の表に示します。コンテナ拡張ライブラリの機能はApplication Server独自の機能です。

表2-8　コンテナ拡張ライブラリの機能の目的およびJ2EE標準との対応

機能名	目的					J2EE標準への準拠		参照先
	信頼性	性能	運用・ 保守	拡張性	そのほか	J2EE標準	拡張
コンテナ拡張ライブラリの利用	−	−	−	○	−	−	○	10.1

（凡例）　○：対応する　　−：対応しない

注

表中の項目「拡張」だけに○が付いている機能はApplication Server独自の機能であることを示します。