●概要
事業所ごとに設置した管理サーバを,本社の管理サーバが統括して管理するといったJP1/NETM/DMシステムでは,「全あて先ジョブ」を利用すると,事業所の管理サーバへジョブを実行するだけで,事業所の管理サーバ配下のすべてのクライアントへ一括してソフトウェアを配布できます。
全あて先ジョブを利用して,事業所の管理サーバ配下のクライアントにソフトウェアを配布する流れを次の図に示します。
図4-6 事業所の管理サーバ配下のクライアントにソフトウェアを配布する流れ
![[図データ]](FIGURE/REI0070.GIF)
●操作手順
- 配布するソフトウェアをパッケージングする。
- パッケージングの手順 → 運用1「2.1 パッケージングの方法」
- 全あて先ジョブを作成する。
- ジョブの作成手順 → 運用1「2.3.1 リモートインストールの実行手順」
[あて先]パネルで,あて先の属性に「全あて先」を指定します。
- [あて先]パネルの設定 → 運用1「8.2.4 [あて先]パネルの設定」
あて先に,配布先の中継マネージャを選択します。
- ジョブを実行する。
- ジョブの実行方法 → 運用1「8.3 ジョブを実行,保存する」
ジョブの実行状況を確認する
- 実行状況の表示 → 運用1「8.4.3 [ジョブ実行状況]ウィンドウで表示される項目」
- 実行状況の確認方法 → 運用1「8.4.6 全あて先ジョブの実行状況の表示方法」
失敗したジョブを再実行する
- ジョブの再実行方法 → 運用1「8.5.2 エラージョブの再実行」
●注意事項
- パッケージング時の注意事項 → 運用1「2.1.5 パッケージング時の注意事項」
- ジョブのあて先設定時の注意事項 → 運用1「8.2.4(4) あて先を設定するときの注意事項」
- ジョブの実行状況確認時の注意事項 → 運用1「8.4.2 ジョブの実行状況を確認するときの注意事項」
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