JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)

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2.6 ソフトウェアの稼働情報の管理

クライアントから取得したソフトウェアの稼働情報は,[操作ログ一覧]ウィンドウ,[操作ログ集計]ウィンドウおよび[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウを利用して管理できます。各ウィンドウで利用できる機能の概要を次に示します。

[操作ログ一覧]ウィンドウ
抑止履歴および操作履歴を検索したり,特定のファイルに対する操作の履歴を追跡調査したりできます。
[操作ログ集計]ウィンドウ
[操作ログ一覧]ウィンドウで指定する検索パターンごとに,抑止履歴および操作履歴の集計結果を確認できます。なお,集計はあらかじめコマンドを利用して実行しておきます。
[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウ
クライアントの稼働時間に対するソフトウェアの利用時間や利用台数などをソフトウェアごとに確認できます。

各ウィンドウを利用するには,「Asset Information Manager Limited」コンポーネントがインストールされている必要があります。「Asset Information Manager Limited」コンポーネントおよび稼働情報を管理するウィンドウを利用するために必要なプログラムを次の表に示します。

表2-18 稼働情報を管理するために必要なプログラム

システム構成要素 必要なプログラム
「Asset Information Manager Limited」をインストールするPC Microsoft Internet Information Services 5.0,5.1,6.0,または7.0
[操作ログ一覧]ウィンドウ,[操作ログ集計]ウィンドウおよび[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウを起動するPC Microsoft Internet Explorer 6.0 Service Pack 2以降

ここでは,[操作ログ一覧]ウィンドウ,[操作ログ集計]ウィンドウおよび[ソフトウェア稼働状況]ウィンドウを利用した稼働情報の管理の概要について説明します。

<この節の構成>
2.6.1 操作ログの参照・追跡調査
2.6.2 操作ログの集計
2.6.3 ソフトウェアの稼働状況の参照