JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
ソフトウェアの稼働状況を監視するためには,どのソフトウェアの起動を抑止するか,どの操作を履歴として取得するか,およびどのソフトウェアの稼働時間を取得するかを設定した条件(稼働監視ポリシー)を配布管理システムで作成します。
作成した稼働監視ポリシーをクライアントに適用させることで,稼働監視ポリシーに従ってクライアントでのソフトウェアの稼働状況を監視し,ソフトウェアの起動を抑止したり,ソフトウェアの操作履歴や稼働時間を取得したりできます。
ソフトウェアの稼働状況を監視する流れを次の図に示します。各手順での操作方法については,マニュアル「運用ガイド1」の「6. ソフトウェアの稼働状況を監視する」を参照してください。
図2-21 ソフトウェアの稼働状況を監視する流れ
なお,中継マネージャを使用している環境では,マネージャで作成したポリシーをエクスポートして中継マネージャで利用したり,中継マネージャで取得した稼働監視の履歴をマネージャに通知するように設定したりできます。中継マネージャを使用している環境での稼働状況の監視方法については,「2.5.8 大規模システムでの稼働状況の監視」を参照してください。
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